Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

これまでにない演奏

2012-05-21 | Weblog
続けて第九も聞く(この全集、全部youtubeにあがっているが版権はいいのか?)。わからない・・・どこをどう感動しろと?日本の年末第九のほうがよっぽど心に訴えかけるものがある。無個性、没個性、がらんどう・・。テンポを色々といじっているが、ラトルのような「あざとさ」を感じさせるほどに徹底されていない。ウィーンフィルにもなかば窒息しかけているな苦しさを感じる。「調整失敗」、いやただの「下手くそ」にしか聞こえない。バレンボイム(指揮)も壮大な「がらんどう」ではあるが、まだ「フェイク」という看板がある。しかしそれさえもない。(バレンボイムはとりあえず汗だくで熱演はする。そしてピアノは素晴らしい)空虚?そんなニヒル感もない。探すのが難しいくらいの「どうでもよさ」。こういう演奏はこれまでに聞いたことはない・・それが個性なのか?新時代なのか?音楽もそうだが指揮っぷりもひどいものだ。最後のどぶさらいは一体・・・。検索すると、やはりこの全集はかなり賛否分かれている。検索の頭にくるのは否定的な意見ばかりだ。(ミュンヘンフィルとの演奏に対する意見もある)絶賛しているのは売り手だけか?しかし売り手も演奏内容には全く触れず、高音質とウィーンフィル、そしてライブ全集ということばかりを前面に出している。売り手も実力はわかっているということか?

耳なおし
フルヴェンBPO(1942)Live
バーンスタインVPO (1976)Live

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