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禁酒

2019-04-28 | Weblog
飲酒をやめて一月が過ぎた。自分でも驚くほどに酒を飲みたいと思わない。やせ我慢ではない。本当に飲みたくないのだ。この1月の間に2度飲み会に参加した。いつもなら、翌日使い物にならないほどに飲む定例会だが、2回ともノンアル飲料とチェイサーでやり過ごした。正直にいうと、2回目の飲み会の最初の一杯は、付き合いで冷酒を飲んだ。しかし、これが飲み切れない程にまずかった・・・そして口直しの2杯目をオーダーする気が起きなかった。これまでの経験で、一升瓶をワインのようにずらっと並べている酒場の日本酒はだいたいまずい。選択肢が多いということは、抜栓してから時間がたってるものが多いということである。日本酒を楽しむなら、少ない数の銘柄を自信をもって勧める店にすべきだ。

酒をやめた理由はいくつかあるが、最大の理由は、翌日の不快感にほとほと嫌気がさしたことだろうか。すでにビールをやめていたので、頭が回るような二日酔いとはおさらばしていたが、それでも飲酒(主にワイン)した翌日は、軽い鬱のような精神の停滞が起こる。半年前くらいから、この精神の停滞状態が大変不快感になってきていた。結局、酒を飲んでいるときの一時的な高揚感より、この不快感を回避したい気持ちが強くなり酒を辞めたというわけである。恒常的な頭のすっきりさに快感を覚えるようになったというべきか。

禁酒してたったの1月だが、心も体も大変快調である。体重も自然と落ちているし、生活のパフォーマンスも上がる(と思う)。これからの出費も減っていくことだろう(酒が入らないと奢る気にならないし)。