Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

星々の悲しみ

2009-08-27 | Weblog
欧州へ行きたい。綺麗な街並みを観たい。オープンカフェで昼間っからビールを飲みたい。夜は演奏会へ行きたい。・・・なんでこんな汚い国で一生過ごさなければならないのだろうか?

読んだ本
宮本輝:「星々の悲しみ」。7つの短編が収められていたが、半分は死をテーマにしたものだった。どの作品も作者の実体験をもとに描かれている。読んでいるときは胸がしめつけられるが、その後にどうしようもない空虚感にも襲われる。表題の作品もよかったが、「西瓜トラック」が一番印象に残った。名作。

フルヴェン:バッハ管組3番(有名なAirが入ってる曲)。大地が震えるような重低音に支えられた荘厳でかつ官能的なバッハ。第一曲目の大伽藍的な壮麗さと、続くアリアの極限的な木訥さとの対比がたまらない。

子供にペットボトルの開け方を教えた。スクリューキャップを初体験。くるくる回るキャップを理解?したときの目の輝きときたら!