Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

日々の心の糧

2006-02-09 | Weblog
最近はどうもただの世相斬り?と己の愚痴だけになっているので、初心に帰って毎日の文芸日記を。

昨日ぐらいまでに読んだもの。

太宰治:新樹の言葉(新潮文庫) 
職場からの帰途にある中古本屋で105円で手に入れました。名作ほど安いというのが中古文庫のいい所。太宰の新潮文庫版はこれで殆ど揃ったか?太宰が麻薬から立ちなおろうとしていた頃の作品群で、絶望からの回帰に関する話が多い。太宰は好きな作家だ。深く考えさせられるようなことはないが、文章に偽りのなり力を感じる。ちなみに一番嫌いな作家は三島。

今日聴いたCD

Francex:Octet (CHRIS-ENSEMBLE)
シューベルトのオクテットに敬意を評して作られたというフランセらしいエスプリの聴いた常動曲(4楽章)。学生の時に皆でやろうと楽譜まで手配して配ったのだが、卒業だので集まることができず出来なかった。相当の難曲のようだが何時の日かあのツワモノメンバーで絶対にやりたい。オクテットの編成ではヒンデミットもあるけど、あれはちょっと好みではないです。