Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

Backhaus

2004-10-25 | クラシック音楽
帰宅して、私が必ず冥土に持って行く1枚、バックハウスのベートーヴェンの後期ソナタ集を聴く(30-32)。はー。。なんでこんなに美しい音なんだろうか。枯れきって澄みきってるんだよなあ。私がいつも想像するのは「高級備長炭」。
曲も奇跡なら、演奏も奇跡。

実は、このCDはお小遣い貯めて初めて自腹で購入したCDなんだよね。写真は全集だけど、貧乏学生だった私は、一枚一枚買いそろえていったものです。バックハウスの録音はよく再販されて、その度にジャケットも変わっていくので(それもどんどん安っぽく)、最後のほうは中古屋巡りして、同じジャケットのものを探すのが大変だった。普通のCDは外見は全然気にしなく廉価で買うのだけど、これだけは譲れなかった。でもディアベリ変奏曲だけはこのジャケットを見つけられなくて他ので持ってます。考えたら15年くらい前になるのか?一生変わらない気持ちとか感動があるとすれば、こういうことを言うんだろうな。

バックハウスが好んだ言葉「真面目な仕事は、真の幸せをつくりだす」

日本で一番有名なアメリカ人は!?

2004-10-25 | プロレス
そりゃ間違いなく「スタン・ハンセン」でしょう。ええ。この人を知らない日本人はいないと思うのですが。ウィー!ですよ。ブルロープですよ。テキサス・ロングホーンですよ。必殺のウェスタンラリアート!ですよ。私が最も尊敬しているアメリカ人です。もう引退しちゃいましたが、取り合えず、テレビをつけたら、そこにいつも彼がいた。入場から大暴れ。ブルロープで客を蹴散らしながらリングへ猛突進(コアなファンは自分から打たれに行きます)。リング上でコールされると、客も一緒に大合唱で「ウィー!」、私もテレビの前でロングホーン作って叫んでました。

いや、真面目な話、本当に尊敬してます。まず何が凄いかって滅多に「休まない」こと。そしていつも「全力ファイト」すること。デビュー当時からスタイルを変えてないこと。リングを降りると「紳士」であること。実はプロレスする前は小学校の「地理の先生」だったこと。そして、両膝を人工関節にするまで現役にこだわったこと。いや「プロ」中の「プロ」ですよ。まさしく。

面白いことに、ハンセンは本国ではあまり人気がなかったのですよね。アメリカはセクシー路線なので、ハンセンのような荒くれ系は駄目だったみたいですね。私はこういう古きよき時代の「職人」はどの分野でも好きです。

うーん。

2004-10-25 | クラシック音楽
今聴いてる音楽。
Steve Reichの Tehillim
ミニマル後の作品で、ヘブライ語の詩を歌っています。
美しい。(でも聴くってよりはBGMですね。)

うーん。いまいちですなあ。すでにネタ切れか?
じゃあ「座右の銘」を一つ。

「三日坊主にならないためには、三日で終わらせろ!」

一般常識は真実なのか?

2004-10-25 | Weblog
ヘビー?なタイトルですが、いや、ちょっとネットで面白いこと知りまして。皆さん(って、どのくらいの人が実際見ているのかしりませんが・・)石油(炭化水素)は一体何からできたか知ってますか?小さい頃、学校で習いましたよね。「大昔の植物とかプランクトンが、地下にたまって強い圧力で押されて出来たもの。」つまり、生物由来ということです。まあ、だから「化石燃料」って呼ばれんているんですが。

私もずっとこれは当たりまえだと思っていました。しかし、これは「有力な説」の一つに過ぎないって事を知ったんです。研究者によっては(主にロシア)、地球の地下には莫大なオイルが眠っていて(無機由来、つまり炭酸ガスと水素からできた)火山活動等で浅い所に上がってきたという説です。石油には「バイオマーカー」と呼ばれる生物由来(生物にしか作れない偏った立体)の物質が入っておりこれが「化石説」の決定打とされているのですが、それは後から混入したとしても説明がつくとか、実際に昔生物がいなかったはずの地層を掘ったら石油が出たということもあり、科学としては、どちらが完全に正しいとはまだ結論づいてないのです。(どちらも正しい可能性もある)

だから、何だよ?って感じだと思うのですが、子供の頃「教科書」から習ったことって、全部が正しいのかな?とか思って。何でも少しは疑ってかからなきゃいけないんじゃないかと思って(度が過ぎると、陰謀論者になってしまうけど)。20世紀以内に全ての石油は枯渇する!とか散々子供の頃脅かされて、かなりびびっていたのですが、いや、全然。まだまだ余裕であるみたいです。なんだかなあと思ってしまいました。まあ私は「水素エネルギー」信者なので、石油の利用は早くやめるべきだと思っていますが。