無意識日記
宇多田光 word:i_
 



収束しオリジナルを越える事が難しくなってゆく。立脚点にする位の気概が必要だが技術的に追い付くだけでも大変だ。リトルリチャードよりチャックベリー、レッドツェッペリンよりAC/DCの方が後続に与えた音楽的影響がシーンの中で見え易いのは、個々の技量に頼る必要のない"型"を見いだした点が大きい。この理屈でいくと型に全く固執しない宇多田ヒカルは"当世一代限り"となる可能性が高い。孤高のケイトブッシュですら音楽的ミームの一部として後続達のサウンドに影響が息づいてるのが見てとれるというのに。光の個性が他者の音楽の中で踊る様な事態や時代は、果たしてやってくるのだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« ミーカと光は... 型がない、と... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。