無意識日記
宇多田光 word:i_
 



『Face My Fears』EPが空飛ぶ日付変更線に従って各国iTunesチャートで1位を獲得していく報せを見るのは爽快だ。このまま中近東欧州英国北中南米各国でもチャートに入っていくのだろうか。あ、マリにもファンが居たな。アフリカ大陸も幾らかあるかもわからんね。

店頭展開もなかなかのものだったようで、アルバムほどではないにせよ本人がプロモーションに登場しないテンションにしてはかなりの好待遇みたい。ほんまにそんなに売れるんかと心配になるくらいのね。キンハマニアの皆さんの頑張りに期待したい。

中身は流石の出来である。これもまたキングダムハーツ伝説の一部として語り継がれていくだろうことを想像してワクワクする。『光』にせよ『Passion』にせよそれまでの宇多田ファンの好みに合うか微妙な曲調だったのだが今回は大丈夫なんじゃないか。英語のリフレインが許容できれば。

サウンドはギミック満載なので好みが分かれるところだろうがそれも総てSkrillexのせいにしてしまえるのがコラボレーションのいいところ(笑)。存分に罪を被って貰いましょう。

実際、どこからどこまでがヒカルのアイデアなのかはわからない。アルバム『初恋』も、ヒカル単独で手掛けた曲は『残り香』1曲だと言われて少々驚いたのだけど、今の制作体制ではそこらへんのところを読み取るのはかなり難しくなっているな。

だが、どちらのアイデアにしろ『Face My Fears』に漂う“ほんのちょっぴり和風”の匙加減は素晴らしい。『This Is The One』の時は「スターゲイトのお二人さん、それは和風じゃなくて中華風やで。」とツッコミを入れたくなったが今回はしっかり和風、しかも、これが最も特筆すべき点なのだが今時の全米チャートに馴染む丁度良い塩梅のエキゾチズム、或いは無国籍風になっているのがもう、ね。これはさすがにSkrillexの手腕だろう。今のヒカルがやると英国寄りになるだろうから。これなら十分にiTunesUSA総合チャートで1位を獲れる。今から動向が楽しみですわ。

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