無意識日記
宇多田光 word:i_
 



さてさて、明日からSONYストア大阪で例の視聴会イベントが開催される。再開される、って言った方がいいのかな? 福岡札幌銀座と4月に立て続け感があったから3週間のインターバルはやや長めかなと。どうして大阪だけこんなに間隔を空けたのやら?

ストアのスケジュールがそこでしか取れなかった、というのが最も単純な答だろう。名古屋なんか狭さが理由でイベント丸ごとスキップされたんだもんね、各ストアそるぞれの都合って大きいよね。

では、単純でない答を考えるとすると? そう、「宇多田ヒカルのプロモーション計画の一環で敢えて」という可能性が出てくるの
だわ。

いや、その可能性が高いなんて話ではない。低い。ストアの都合説が圧倒的に妥当だ。けど、まぁ低い可能性についてあれこれ考えるのも楽しいんじゃないかなっていう事でさ。

となると、6月アタマに新情報が来るパターンがまずひとつ考えられる。2023年はまず1月に『40代はいろいろ♫』があって、2月に『40代はいろいろ -Live from Metropolis Studios』をリリース、3月に360R音源が公開されて、4月と5月にストアイベントを開催していろいろ♫スウェットを配送して…という風に、毎月何某かの新情報を繰り出して我々の関心を惹き続けてくれている。これは、意図的だと思うのだ。アウトプットのペースを調整して最大限の効果が得られるように、っていうね。でここまで今年こうやって毎月繋いできてるんだから来月に新しク大きなアクションが控えてるってんならリズムがいいわよね。そうする為のSONYストア大阪イベント5月開催。しかも下旬、最終日は28日日曜日。月末ですわな。

プロモーションてなアテンションのダイナミズムが重視される。関心を惹く時とそうでない時のメリハリをつけるってことね。今は、忘れられない程度に惹き付けられていればいい、という段階。ここから何か一気呵成にというのは十分に有り得る。デビュー25周年記念日まであと200日余り、29週ってとこか。何か告知をするならそろそろあってもいい。『ヒカルの5』みたいに「2ヶ月前に唐突に」なんて例もあるけども。

もっと性急なことも、可能性としてはある。もう今夜にでも新情報が解禁されて、新しいマテリアルが明日からSONYストア大阪に…という展開。まぁ、これは可能性が低いとかでなく「ほぼ無い」に等しいので、単なる妄想願望ですわね…

…なんてこと書いてるけど、いちばん有り得そうなのは

「SONYストア大阪でのイベント開催も恙無く終わり、それっきり音沙汰が無いまま夏が過ぎる」

ってパターンなんだよねぇぇぇぇ。いやね、ヒカルは確かに今年の夏に来日するって言ってたよ? でも普通に考えたら「息子が夏休みだから帰省してみるか」ってヤツじゃん。それで暫く会ってない友達なんかに顔を見せて回るとかそんなんじゃん。仕事するとは限んないじゃんいやそれどころかまるっきりNG出してるかもしれないじゃん異国の地に8歳になったばかりの息子を一人残して働くかっていう。いやじゃあ去年の夏はどうしてたんだって言われたらその通りなんですけどもっ。1曲だけとはいえシークレット・ライブまでやりましたやん、と。

とすると、信頼できる預け先でもあるのか、職場に連れて行ってるのか…もうスタジオ収録経験者だもんね彼は。音源録音に関しては、だけど。照實さんに任せればいいのかな確かにそうか実のお祖父ちゃんだもんなぁ。


ということで、この夏に向けて明日から10日間前後のSONYストア大阪イベント開催週間、いつも以上に新情報に目を光らせておきましょう。結局何も無いかもしれないけれど!

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AIによるフェイク、つまり嘘画像や嘘動画の拡散が社会問題化していく局面に入りつつあるが、そういう技術がある程度進んだ時点で逆転が起こる。それまでの「これは本当か嘘か?」という疑問が起こっていたところから、「画像や動画は基本的にフェイク」と視点が切り替わった後は「本物を写した写真や映像が本当に本物であることを立証するのが困難になる」のだ。まぁ電子決済や暗号通信が世に広まれたんだから無加工保証技術も何とかなるかもしれないけど、コストが心配だわね。


そんな世の中では、ますますミュージシャンの存在意義って「生演奏生歌唱生雑談」になっていくわけで。生身のイベントやコンサートをどんどん行っていくことが目指されるだろう。普段の生活でフェイク情報に倦んでいる人にとって目の前の生身の人間の存在は束の間の癒しになる筈…

…なんだけど、AIのみならず技術が進むと目の前の3Dな人間すら存在を疑われかねないからねぇ。「ホログラムじゃねーだろーな?」って。実際初音ミク以降、アバターやボーカロイドが3次元のステージに立って歌う姿はお馴染みとなった。そういや未だに実物観たことないな俺…現地じゃどんな風に視えてるんだろ? 昨年の紅白ではワンピのウタちゃんが3次元と共演してたけど、あんな感じになるんだろうか?

でもホログラムの技術が進んだら面白いと思うのよね。12年前の『WILD LIFE』は各地の映画館で生中継が観れたんだよね。ちょうど11年前の今日『WILD LIFE』のブルーレイが発売されてるけど、その映像とはまた別で。あれ今観る方法ないんかな? まぁいいんだけど。

当然各地の映画館での鑑賞は銀幕と5.1chとかのスピーカーの組み合わせで、要は大画面でBlu-rayソフトを観るようなもんだったけど、もしホログラム技術が発達して3次元投影が可能になったら、場所を映画館からライブハウスに移して、ステージ全体に演奏者と宇多田ヒカルを映し出す事が可能になる訳で。ここまで来たら鑑賞ってより擬似ライブ体験になってくるよねぇ。

問題はMCなんだけど、ステージ上から眺められる観客席の様子が各地に切り替えられる仕組みが出来るんじゃないかな。今福岡と繋いで声援を受けたから今度は札幌と繋いで喋ってみようとか…そんな「未来」がもう目の前まで来ている…? まぁそこまで行く前にまずは各家庭で「3DVR x 360R Live」を実現させないといけないけどねぇ。


もちろん、「そんなんヤだ! 実際に福岡に札幌に来て欲しい!」という事になるのは百も承知なのだけど、今までの『ヒカルの5』やこの『WILD LIFE』みたいに一箇所から動かないスケジュールしか取れないケースが今後も出てくるかもしれない…というか、「こういうスケジュールが空いたらライブしていいんだ」と思えたらライブの頻度が上がりはしませんか? その為にホログラム技術が活用されるんなら万々歳じゃあないのかなと。

例えばZepp Tokyoでのライブを各地のZeppのステージでホログラム技術で連動させて─いや流石にただの映像でそこまで客は入らないかもしれないけども─なんてことになったら楽しいと思うんだけどな。…やっぱり悔しさの方が大きい? うーん、そうかも(笑)。


てことで今後はライブコンサートの開催もそのシェアも方法論が多岐に渡り、故に「開催のハードルが下がる可能性が高まる」のは期待したいところなのではありましたとさ。結局は、何もかもがナマなのがいちばん!なんだけどね。

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