ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

ゴッドハンド(手の打診)

2007-03-20 23:22:24 | Weblog
 今日は外来日ではなかったけど、諸事云々。
 午前中に書類整理を全部しようと思っていたけど、7割。
 午後は、まず受持ちの胸腔穿刺、次いで研修医と鎖骨下静脈穿刺。そして会議と考えていたら、研修医と一緒に診ている方にも胸腔穿刺が必要となってしまった。
 明日が春分の日で休みなので、今日やるべき。
 最後の予定を立てていたら、会議の時間とぶつかることを思いだし、『マズイ!』、研修医一人にやらせる訳にもいかないし、代理を捜して頼み込む。
 これで午後の予定は目一杯。
 初めの私が受け持ちの胸腔穿刺は順調に終了。
 次の鎖骨下静脈穿刺は準備が悪く、スタートが20分位遅れ、しかも、研修医さんは固定に際し、力が入り管を糸できつく縛りすぎ締めすぎて滴下不良。
糸をほどいて、ほどほどに締め直し終了。
ここで私は会議に行き、私が司会であることを良いことに、30分で会議終了。
直ちに、三番目の胸腔穿刺に行くと研修医が奮闘中, なかなか胸水が引けず、もがいていた。
 しばらく見て、「替わる?」と声を掛け交代。打診で確認し穿刺、排液。
 研修医は機械の超音波で検索、私は打診。手を当てて、その指の背を叩いて響きで見るという古典的超音波。
 これで、探って刺して排液。
 ちょっと、格好つけすぎたかな。

 おかげで今日は宿題あり。

※ 手の打診も音の反響を聞くチョー音波
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