内頚静脈or鎖骨下静脈

　一昨日に入院した方の改善は、今ひとつ不十分で、もう少し見守らねばならない。
　色んな事が重なっているが、食物がうまく飲み込めていかない。
　つまり、嚥下障害が認められるが、入院前は食べられていたという。
　こんな状況変化はよくあり、入院前は自分でできていた事が、入院したらできなくなったと、まさに、病院側に誘因がありそうにも、言われることもある。
　具合が悪くなった為に、前までできていた事が、今はできなくなってしまった。
　そのあるがままを受け入れるのが、納得しがたいのかな。
　
　午後、突然に鎖骨下静脈穿刺を頼まれ、もちろん、研修医にやってもらった。
　一ヶ月位前にやったので、それを思いだしだし行う。
　でも、細々は忘れているようで、そのあたりは口出しと少々手出しをして、約４５分で完了。
　最近は内頚静脈が主流で、鎖骨下はマイナーになってしまった。
　首の横から点滴のカテーテルが刺さっているのと、鎖骨下の衣類の下とどっちが好みか、患者さんに聞いてみたい。
　患者さんの希望で選んでもらっても、いいかもしれない。

※ 入院“Ｎ”農水政務官が病室で喫煙なんて、こんなレベルだった。