ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

栄養、どうする?

2007-02-09 21:57:14 | Weblog
 朝、昨日研修医とやった再穿刺患者さんの所へ行くと、すでに鎖骨下静脈穿刺カテーテル(管)は抜き取られていた。
 聞くと、夜までもたず、引きちぎる様に抜かれてしまった。
 自制が不可能で、このまま繰り返すことは無意味。
 でも、口から食べることはごく僅か、更に手足の血管は細く普通の点滴には苦労。
 それで、鎖骨下静脈穿刺をして、ある程度の水分と栄養を入れて、しのいで待とうと判断したのだけれど、出来そうもない。
 どうする?
 厳密には、必要最低限は維持不可能。
 手足を抑制帯で押さえれば、点滴も続けられるけど、そうもいかず。
 食えない、食わない、点滴も目を離すと抜く、胃ろう(胃に孔を開けて、管を入れ、そこから栄養を入れる)も出来そうにない。
 御家族に話して、了解を得て、少量の点滴を繰り返すしかなさそう。
 対案があったら、教えて欲しい。
きっと、少しずつ消耗していきそう。
 やはり、点滴の間だけでも、手足を抑制(点滴を触れなくする)しないとそうなる。御家族がその間、見ていてくれる?
 御家族も疲れちゃう。

※ 本人の自由を優先するか、抑えこんでも栄養を入れるのか、厚労省、教えてよ。
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