ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

パソコン盗難事件

2005-06-18 17:28:51 | Weblog
 医師のパソコンが盗まれた。その中には、患者の個人情報が一杯、そう、仕事の続きやまとめを家でやろうと情報を家においているのです。まあ、ふろしき残業の一種だけど、実際勤務先だけでは終了しないよ。
 パソコンを使っている医師で患者さんの個人情報を自分のパソコンに全く入れたことがないなんて人は皆無に近いだろう。今回のは入れた情報量が多すぎる様に見えた。診療部分だけなら家に持ち帰る必要はないでしょう。
 しかし、まとめて身につけたり、発表報告したりしようとするなら、それを勤務先だけで終えようとするなら、出来ないね。
 勤務先を眺めてみると、医師のパソコンは個人所有、事務のは勤務先の所有で個人に貸与、この違いは何 ?
 医師個人にもパソコンを用いた仕事をせねばならないようにして、パソコンは個人のを使わねばならないなんて矛盾してるのが現実。こうすれば、医師個人のパソコンに患者の個人情報が入るのは必然。
 医師にもパソコンを使えというなら、貸与すべきじゃないの。
 この曖昧さは日本の医療の周りの曖昧さと似ているね。
 個人的御奉仕の部分は黙って目をつぶる。前述の事件は確かにミステークだけど、その方は持ち出した量が多すぎるけど、それが起こる必然性にも目を向けるべきでしょう(車に書類をおいたままパチンコなんて記事がたまに載るけどこれは論外)。 

 でも、きっと“長”は「患者個人の情報管理を徹底するように」と抽象的な、ポーズのような事しか言わないだろうね。それ以上を言った“長”は見直してあげよう。
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