滅菌操作の意識がない

　今日、カテーテルを固定している糸が切れてると連絡があり、午後に縫合。
　スタッフが、縫合に必要な物を持って来てくれる。
　まず、針を刺す辺りを消毒、ここまではＯＫだった。
　局所の消毒を終えて、次に、局所麻酔のために、注射器に麻酔剤を吸おうと思って、スタッフの方をを見たら、普通の手袋で、注射器に麻酔剤を吸引して、そのまま、滅菌手袋の自分に渡そうとする。
　その注射器の表面は無滅菌手袋で触られており、それを滅菌手袋の手に渡そうとする行為は、注射器の表面に常在菌が着いており、それが滅菌手袋に移る事になる。
　「ちょっと、手をよく見てよ。」と言うと、行為ミスに気づいたようだ。
　「ま、精々皮下しか刺さないから、実質、問題ないけど、考えといてよ。」で、そのまま麻酔をし、縫合を終えた。
　スタッフの、この心構えの浅さには、まさに、アングリ～　

※　勤務先の医師がＰＣＲ（＋）と、もうそこまで来ている～