ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

麻疹(はしか)

2007-05-15 22:30:08 | Weblog
 ちょっと流行ってるみたい。成人で麻疹になると結構キツイヨ。
 小児科、内科にちらほらと来る。麻疹は空気感染、ウィルスのただよう空気を吸い込んだだけでも移るかも。
 だったら、あやしいとこでは息をつめる?これは苦しい。病院なら全部あやしい所になる。
 隣の患者らしき人は麻疹か否か、そんなん分からん。混んでたら逃げられない。
 外来は往来と同じようなモノ、ただ病人が多いだけ。
 咳やくしゃみのある患者さんは自分と周囲の為に“マスク”をする。
 マスクをすると、咳やくしゃみなどの水蒸気付きの吐息の出るのをかなり防いでくれる。
 マスクなしだと、これらの水蒸気がとれて小さく軽くなった病原体が長く遠くへただよう。この極めて微小になった病原体は普通のマスクをすり抜ける。
 自分を守るためのマスクはここが弱点。それ以上の目の細かいのは長く付けてると息苦しくなる(炭坑のマスクをイメージすると分かる)。
 映画なんかである、生物兵器はこれ。数年前の“炭疽菌”を思い出した。 
 でも、麻疹はそこそこ有名な病気だから、小さい頃からワクチンなどで守りを固めておくことが大事。インフルエンザほどワクチンの数はないよ、どうする?
 あやしい患者さんが世のために、自分に“マスク”をすると少しまし。
 あとはやはり自分の体力。
 昨年からのノロウィルス、今回の麻疹で学習して、新型インフルエンザの疑似体験学習にすればよい。

 入院患者さんのある方、痰がでないと極端に酸素濃度低下を示して“ヤバイ”。
 もう体力が乏しそう。

※ タミフル異常行動。でも、抗精神薬なら日常的なんだけど。
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