ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

研修医もがく

2007-08-02 22:15:58 | Weblog
 未明から起き抜けに強烈な雨で、どうなることかと思ったら晴れ。
 新患患者さんの出足は悪く、研修医が来るまでに残りが減ってしまったらまずいと思ってたら、今日来る予定外の二年目研修医が“ヒマ”とやってきた。
 「ま、いいよ、やってみー。」と外来をさせる。
 さすが二年目の実力は慣れが上がっている。知識は足りなくても、昨年にはみられなかった余裕が少し。
 そうこうするうちに、一年目研修医。「当直明け、大丈夫?」と聞くと「大丈夫です。」という、当たり前だ。『疲れてます』なんて、余程じゃないと言わない。
 内科の外来は初日、頭の中が方向を決めることなく、あちこち回っている感じ。
 どうまとめたいのかで、もがいている。
 最後の患者さんは“かぜ”とだけの訴えだったのに、本当は中身が一杯で整理が着かず、患者さんにも説明がまとまらず、時間もなくなり助けてしまった。
 そう、病棟で胃管注入と外来で鎖骨下静脈穿刺が残ってた。
 もちろん、いずれもまず研修医。
 前者はきちんとすれば、ミスは極めて少ない。折角なので、事後にレントゲンを撮って、確認し、イメージを固めてもらった。
 後者は前に刺してあったのが抜けたので、方向は決まっている。
 前の印を教えて、方向を指してやらせる。
 でも、麻酔の針では刺せるのに、カテーテル針では刺さらず。
 時間もなくなり、交代。刺して挿入して終了。イメージ修正できたかな?

※ みんなもがいて大きくなった(どこかで聞いた)。
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