ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

「いじめではなく、悪ふざけの一環」

2014-07-30 22:14:17 | Weblog
 ・・・とは、今日の新聞記事からだけど、首都圏某高校のバスケット部の上級生が下級生を放り投げて骨折させた事件の、その学校側の言葉で、未だに“いじめ”と“悪ふざけ”をごまかしているように聞こえてしまい、せめて逆に、「悪ふざけの一環ですが、これはいじめです。」と言えばよかったのに。
 ふざけと悪ふざけ、悪ふざけといじめの境界はグレーゾーンで、受け止める各人によって境界はみんな違う事を知りながら、受けた当人がいじめられているとの感覚的判断が優先なのに、誤魔化して、いわば“知らん振り”もどきと石につまづかないような回答にみえる。
 最後に、校長さんが「再発防止を徹底したい」と話しているが、徹底とはバスケット部の行動全て100%を監視下におくのなら、徹底の言葉を使って正しいけれど、この“徹底”の虚しい響きはあちこちにある。
 自分のところでも“周知徹底”なんて言葉は、日常的に聞かれて、“○○クサ”を感じてしまうといったら、まじめな方に悪いかな。
 徹底=100% 頑張った事なんて、たったの一回もみたことない。
 そう言うときは、“徹底”ではなく、「できるだけ努力します。」と言うなら、ま、いいけれどもで、「・・・したい」という、希望的観測にかすかな逃げ道を残していると言えるかな。
 ふざけは一杯溢れていて、その中に、気づかない悪ふざけと一線を越えたイジメは、そっと潜んでいるのが実態だろうし、これを完全に無くすなんてのは無理と認識した方が実質に思える。
 
 今日は予約外来、8月直前で余り詰めてなく、少々の割り込みもこなせて、些か余裕と思ったら、宿題が出ていた。
 明日は新患外来だけど、この暫くはそれ程混んでなく、余裕がとれそう。

 それから、昨日の話で追加、“HbA1c”は“エイチビーエーエルシー”ではなく、“ヘモグロビンエーワンシー”と読む。

※ カラースプレー“占有権(場所取り)”は成立しないと言われても、現場ではコワイ!
コメント
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