厚労省新型インフルエンザに関するＱ＆Ａ

　朝のうちに出勤。二日前に研修医と入院させた方、確認。５連休になるので、入院二日目の今日辺りに検査を入れて、その結果と元気度を診に行く。
　当直明けの研修医も疲れ顔で居た。患者さんは、結果も元気も回復傾向にあり、連休はこのままで流した治療で良さそう、安堵。
　研修医、このイメージ分かるかな？
　ついでに他の方の顔も見ておく、まあＯＫ。
　そして、診察室で残った宿題を黙々とやって、昼前に終了。
　この連休中に６月の講演会の原稿を八割方仕上げるのは家での宿題。

　カナダ帰り高校生のインフルエンザ騒ぎ、機内座席周囲の６４人の追跡調査をしていたと言い、書くと悪いけど、ド○○丸出し。
　なんで６４人だけ？機内でみんな少なくともＷＣで歩き回る。高校生集団ならもっと入り交じり、眠くなるまでの元気な間は、帰国と気が緩んでそこそこ騒いでる。
　潜伏期間は通常１、２日から数日で、その間はウィルス排出もあるけど、少ない場合もあり、検出不能は十分に考えられる。
　帰国者にある程度の注意喚起は必要だろうけども、検疫官さんが追跡調査という、虚しい仕事をさせられているのは“御苦労さん”。
　「じゃあ、どうすりゃいいの？」って聞かれたら、「具合が悪くなったら医療機関へ行け」、インフルエンザだから、単純にこれだけ。甘い？
　潜伏期の人はチェック不可能、だったら有用性の乏しいチェックは止めて、発病しかかった患者さんを治療する。
　検疫の無駄を省き、その金で、タミフルやリレンザを買ったら～。

　厚労省新型インフルエンザに関するＱ＆Ａから、
Ｑ：　流行地から帰ってきたが家族と一緒にいても良いですか？また食事を一緒にすることは避けるべきですか？
Ａ：　流行地からの帰国者については症状を認めなくとも、１０日間は自宅で待機いただき、外出はなるべく控えていただきます。ただし、家族と一緒に食事をしたり、同じ部屋で過ごすことは構いません。
　→　潜伏期、周囲はそのままいつもの通り。このイメージをあるがままにと感じるのは私だけ？

※　世界卓球、見てると中国系外国人がちょっと多すぎみたい。