ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

柔軟な対応

2009-05-18 22:57:36 | Weblog
 休校措置について、神戸市と大阪市は分かれた。
 神戸市は休校及び要請、大阪市はそれら見送りとそれぞれの自主性が見られ、真似の多い日本では久しぶりに珍しい反応。
 文部科学省は、“柔軟な対応”を求めているものの明確な基準がない。
 これは責任逃れでもあるが、頭を使ってそれぞれでより良い方法を考えろと言う、いい面から見ると大人の対応を求めているとしてもいいはず。
 だったら“自分の頭で考えて行動しよう”、これが答えだ。
 残念ながら私のいる病院は頭を使わず、周囲を見回して世間体に気を使って、みんなと一緒の“仲良し倶楽部”。
 その神戸でも少しは柔軟があった。 
 神戸市は、市立中央市民病院など3施設の患者の受け入れ能力が限界として、重症者だけを入院、軽症者を自宅療養させる方針を決め、夕までに軽症者11人が退院。
 これは現実への妥協だがより良い柔軟な反応。でも、入院ベッドがないから必然でもある。
 修学旅行が中止なんでムゴ~イ。ビビらずに行けばいい。行き先で病気になってもスゴイ思い出、“鳥インフル”じゃないんだから。
 当院の発熱外来、院外の表の仮設テント、入るとシートのむっとする不快な臭い、こんな所で続けて仕事はデケン、1分居たら気持ち悪くなりそう。
 やれと言った人が入って確かめてから実行すべきテント内の実態。

※ 日本、患者数は圏外から一気に世界第四位に浮上。
コメント
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