ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

検疫法

2009-04-29 20:08:10 | Weblog
 機内検疫に“あつくるしさ”を感じていると、昭和26年に“検疫法”が制定されていた。
 罰則ありで、『・・・六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。』。
 日本国内において、検疫しますと言われて、拒否すると罰せられるかも。
 検疫を受けた方は、国家権力の圧力を感じたはず。
 でも、検疫官がゴーグルにガウンは違うで~。
 「インフルエンザ、眼から移るんですか?」とお客さんが聞いたときの回答を聞いてみたい。
 まあ、色々と装着すると大層でもっともらしく見えちゃう。
 “エボラ”の時は装着。
 機内、サーモグラフィー(体表面温度測定装置)で乗客体温チェック、この器具は以前書いた“サーモフォーカス”しかない。  

 “S”県の小中学校、登校前に体温チェックさせる。小学校低学年だけならまだしも、何で中学生までも。こんな有用性のないチェックをするのも、県力。
 高病原性インフルエンザとそれ以外のインフルエンザでは対処法が異なることを、
一律ではないことを正しく教えるべき良い機会なのに。

 メキシコ、日中の気温が30度近く、外でのマスクは無理、まじめに着けたらすぐにバテる。その国にあった方法を考えないと長続きさせるのは難しい。
 先日の学会で教えてくれた、“遵守ではなく習慣にせよ”。

“M”厚労相、「・・・早く見つければ、タミフルは効く・・・」、商品名をはっきり言って宣伝してもOKのお墨付き。

 明日は新卒研修医と新患外来、“インフル迷い人”が来ませんように。

※ 豚インフルの狭間で、北朝鮮曰く「謝罪しないと、核実験やるかも」とキワドイ。
コメント
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