梅雨明け

　８月１日から梅雨明けは切りがよいけど、遅い。さらに灼熱の夏の太陽ではなく、ちょっと楽、だけど寂しい感じ。
　８月の最初の外来は、後半の夏休み準備の為に予約が一杯、６０名余入ってる。
　予約だから、再来患者さん。数名は時間が掛かってしまうが、残りで時間を稼ぐ。
　かなりは安定してるから、近くに頼んでも良い方達だけど、説得と紹介状を書く面倒でついついズルズルたまってしまった。
　数名の微妙な方も、悪い方には向かってなく説明で終えることが出来て一安心。
　微妙過ぎることと知識の至らなさから、確定診断は付けられなくても、際どい病気を除外して「ひどい病気ではなさそうです。」と締め、そこそこの安心を与えられて帰る。
　夕方、『ひどいハシカ、かも？』と急患診療の連絡。例え『ハシカ』でもウィルス疾患の殆どは特効薬がないから、対症的に見守っていくしかないよ。
　ひどければ個室入院、脱水注意で待つ。
　“病院に行けば何とかなるのでは？”重すぎる期待。
　このことを感覚的に分かって貰うのは、時間がかかる。

　明日は新しい研修医が外来に来るはず。でも、その方今夜当直、体力大丈夫？

※　　切りが良い日に切られた人は“Ａ”農水相、ちょっと違うんじゃない？