ムンテラ

ムンテラ＝ムンドテラピー　の略、業界語的言語で話して聞かせて説得し、納得させる。この世の中で一番よく効く薬は何かと、問われたら直ぐに答えよう。
それは「ムンテラマイシンです」と（この名前を知らない医師は偽物です）。
“ペニシリン”も“イレッサ”もムンテラマイシンにはかないません。
ムンテラマイシンを投与後にペニシリンやイレッサを使うと効いてくるのです。
今日は、一時間も“ムンテラ”に時間を費やした。本人と家族にレントゲン＆ＣＴ写真を見せながら、病状、治療方針、今後のことなど色々。
私は色んな想定を話すが、家族の方はその中から自分達にとって良いものだけを一つでも拾い上げたいと考える（当然良い方に考えたいでしょうから）。更に私は楽観しすぎてはいけないことをソフトに話す。きつく話すと簡単だけど、それでは一片のの情も無さそうになってしまうし、甘すぎるといい方ばかりに聞こえてしまうし、真実を淡々と話すのも薄情で、顔色を見ながら、反応を見ながら出来るだけ分かり易い言葉で話し、落として最後にちょっと持ち上げる。
こんな感じで終われたらＯＫなんですけどネ。
私は自分のイメージの中で、出来るだけ話したつもりだったけど、分かったかな。それでも多分、半分位、分かってくれたら十分でしょう。
誰でも、自分と別世界のことをいくら説明されても十分に理解することは不可能でしょう。最後は自分の相手が信用できそうかどうか、これで決まりですネ。
ここが“ムンテラマイシン”を投与するタイミングなのです。

※　Livedoor vs Fuji & ニッポン妄想（放送改かな）も“目”が離せなくなってきた。でも、どっちも狭い根性だけはなしにして よ、と。狭い根性を見せると負けたとき寂しく見苦しい。