昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

金沢便り(44)世界農業遺産・輪島白米千枚田

2013-12-17 03:36:29 | 金沢便り
 <金澤の山ちゃんのフォト便り>

 輪島白米千枚田 ーあぜの万燈ー

 世界農業遺産に登録され、その一部の千枚田稲刈りが終わったこの日に三百人のボランティアが畦道に蝋燭立ての筒に一本一本蝋燭を立て点灯した。
 
 

 大勢の観客に見守られ、幽玄の世界を醸し出した
 

 津軽三味線の演奏に観客も大満足だった。
 
 (能登半島 輪島千枚田にて)

 <世界農業遺産>は2002年、食糧の安定供給を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」(本部イタリア・ローマ)によって開始されたプロジェクト。
 創設の背景には、近代農業の行き過ぎた生産性への偏重が、世界各地で森林伐採や水質汚染などの環境問題を引き起こし、さらに地域固有の文化や景観、生物多様性などの消失を招いてきたことが挙げられます。
 認定地域は世界各国に広がり、2013年5月現在25サイト。

 日本では上記<能登の里山里海>の他、下記が認定されています。
 <トキと共生する佐渡の里山>(新潟県佐渡市)
 
 <静岡の茶草場農法>(静岡県)
 

 <阿蘇の草原の維持と持続的農業>(熊本県)
 
 
 <クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産環境>(大分県)