「小説「ショック」
これまでの2回、登場人物の名前と写真がゴチャゴチャで分かりにくい。
ここに改めて書き直しをお許しください。
舞台は公園である。
賭け事に失敗したノブは、期待してくれた富豪の叔父ガイからも見放され、今や文無しでこの公園にやってきた。

すると、さらに落ちぶれたスタイルの浮浪者が、何か書類を持ってノブに近づいてきた。

「おれはいま、とても一人っきりじゃいられねえんだ。おっかなくて、おっかなくて・・・」と。
「何がそんなにおっかねえんだい?」ノブは聞いた。
「実は、おれはドーマというんだが、明日になれば3億円の財産相続人になるんだ。そういう書類をサライ弁護士事務所からもらったんだ」
「けっこうなことじゃねえか」
「これまでは明日の飯が食えるあてもねえのに、悠然とこの公園で暮らしていたのに、大金が入るとなると、こうやって十二時間待つってのがやりきれなくって・・・」
「まあ、サンドイッチでも食って、落ち着きな」ノブは昔のなじみのホテルのバーから仕入れてきたサンドイッチを彼に食わした。

「朝にならねえうちに、何かがおれの身に起こるような気がしておそろしくてならねえんだ・・・」
ドーマはまだ震えていたが、腹が満ちたら落ち着いてきたようだ。
「今夜はあんたに世話になった。おれが復帰したら、お前の就職先も叔父に書かせるよ」
調子のいいことも言えるようになった。
翌朝、彼らはサライ弁護士事務所を訪れた。

時間が近づくと、ドーマはますますひどくおののき始めた。
サライ弁護士が出てきて、彼らを見た。
「ドーマさん、昨夜あなたのご住所に二度目の手紙を出したのですが」と弁護士は言った。
「実はガイさん(富豪の叔父)はあなたへの財産相続人資格を取り消すことになったのです」
するとドーマのふるえが急に止まった。

顔色もまともになり、目も輝きを取り戻した。そしてせせら笑った。
「ガイじいさんに、おまえなんかくたばってしまえと言ってくれ」
そう言うと、ドーマはしっかりとした足取りで事務所を出て行った。
「ノブさん、あなたはいいところへきてくれましたね」
「・・・?」
「叔父さんが短気を起こされて起こした今回の事件ですが、万事元通りということで・・・」

「水を一杯もってきてくれ! ノブさんが気絶されたんだ」
弁護士は大きな声で秘書を呼んだ。
─了─
・・・人の運って、何なんでしょうかね・・・
これまでの2回、登場人物の名前と写真がゴチャゴチャで分かりにくい。
ここに改めて書き直しをお許しください。

舞台は公園である。

賭け事に失敗したノブは、期待してくれた富豪の叔父ガイからも見放され、今や文無しでこの公園にやってきた。

すると、さらに落ちぶれたスタイルの浮浪者が、何か書類を持ってノブに近づいてきた。

「おれはいま、とても一人っきりじゃいられねえんだ。おっかなくて、おっかなくて・・・」と。
「何がそんなにおっかねえんだい?」ノブは聞いた。
「実は、おれはドーマというんだが、明日になれば3億円の財産相続人になるんだ。そういう書類をサライ弁護士事務所からもらったんだ」
「けっこうなことじゃねえか」
「これまでは明日の飯が食えるあてもねえのに、悠然とこの公園で暮らしていたのに、大金が入るとなると、こうやって十二時間待つってのがやりきれなくって・・・」
「まあ、サンドイッチでも食って、落ち着きな」ノブは昔のなじみのホテルのバーから仕入れてきたサンドイッチを彼に食わした。

「朝にならねえうちに、何かがおれの身に起こるような気がしておそろしくてならねえんだ・・・」
ドーマはまだ震えていたが、腹が満ちたら落ち着いてきたようだ。
「今夜はあんたに世話になった。おれが復帰したら、お前の就職先も叔父に書かせるよ」
調子のいいことも言えるようになった。
翌朝、彼らはサライ弁護士事務所を訪れた。

時間が近づくと、ドーマはますますひどくおののき始めた。
サライ弁護士が出てきて、彼らを見た。
「ドーマさん、昨夜あなたのご住所に二度目の手紙を出したのですが」と弁護士は言った。
「実はガイさん(富豪の叔父)はあなたへの財産相続人資格を取り消すことになったのです」
するとドーマのふるえが急に止まった。

顔色もまともになり、目も輝きを取り戻した。そしてせせら笑った。
「ガイじいさんに、おまえなんかくたばってしまえと言ってくれ」
そう言うと、ドーマはしっかりとした足取りで事務所を出て行った。
「ノブさん、あなたはいいところへきてくれましたね」
「・・・?」
「叔父さんが短気を起こされて起こした今回の事件ですが、万事元通りということで・・・」

「水を一杯もってきてくれ! ノブさんが気絶されたんだ」
弁護士は大きな声で秘書を呼んだ。
─了─
・・・人の運って、何なんでしょうかね・・・