昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(530)令和の時代、「日本の文化」を学びます

2019-04-30 20:14:36 | エッセイ
 「令和の時代」が幕を開けました。
 
 「令和」の由来は日本最古の歌集万葉集からです。
 「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味合いでしょうか・・・。

 *近代合理主義では割り切れない物語を探るべく、大久保喬樹東京女子大学名誉教授を講師にお迎えして、「日本の文化」を学ぶ会を立ち上げました。
 
 *月に1~2回、三鷹市生涯学習センターで行われます。
 
 *5月17日(金)に発足します。
  
  新しい「令和」の時代に期待しましょう!




エッセイ(528)昭和のマロ、姑息な変身失敗!

2019-04-29 02:33:38 | エッセイ
 

 変身は失敗しました!
 
 *平成最後の麻雀大会で、変身することで相手を威圧し、効果を発揮するというアホな考え方は見事失敗しました。
  
 *身にそぐわない眼鏡による変身は、結果的には相手に馬鹿にされ、惨敗となりました。

 *その点、指原莉乃さんは、素晴らしかった。
  
 *4076日、王道を貫いたのです!

 姑息な考え方は結局馬脚を現す!これこそ、今回の変身で得た最大の教訓でした。


 昭和のマロ、変身!
 
 *人生は万華鏡         
 
 *千変万化
 
 
 *悪いこともあったけど良いこともあった。
 *小生も既に傘壽を過ぎ、米寿への半ばにさしかかっている。
 
 新時代を迎えるにあたり
 

 *先行きに何が待ち構えているか予測できないところが楽しみ。

 *そう思うことにしている。「アホ!」と言われても。

エッセイ(526)自然の恵みに対する感謝の祈り

2019-04-26 12:23:21 | エッセイ


 日本人の生活の根底には、「自然の恵み」への感謝の気持ちがあるんだ。
 
 
 歴史的にも「自然の恵み」に対する感謝の祈りを外すわけにはいかないのだ。

両陛下、平成最後のご公務は「緑の学術賞授賞式」
 


 ・・・日本もそろそろ<民主主義(完璧な)>に移行すべき時に来ているのでは?
 
 今日の朝日新聞の「天声人語」の主張です。
 
 「天皇制という、民主主義とはやや異質な仕組みを介して、世襲に由来する権威を何となくありがたがり、ときに、よりどころとする。そんな姿勢を少しずつ変えていく時期が来ているのではないか」
 ・・・確かにエリートたちを納得させる理屈にはなりそうですが・・・。
 ・・・いざ、現実の、<安心(あんじん)>を求める一般庶民を納得させることができるかどうか・・・
 

 みなさまのご意見を賜れば幸いです(昭和のマロ) 
 
 後わずかで平成の時代は終わる。
 国民の象徴としての役割を認識された天皇は生前退位を選択された。
 
 *国民に寄り添うのが天皇の役割であって、それが全うできないなら引退するしかないというお考えだ。
 

 先日のFサロンで、F名誉教授は今上天皇との思い出を語られた。
 
 慶應義塾の150周年記念に際して陛下のご臨席をお願いしたら、「皇后は?」とおっしゃられたそうだ。
 
 *そう、天皇はあくまでも美智子皇后とともに歩まれたのだ。

 ・・・単なるシンボル(象徴)であるべきではない・・・というのが、平成天皇のご決意であることを知った次第です。
         




なるほど!と思う日々(572)中国で必要欠くべからざる<和製漢語>

2019-04-22 10:27:38 | なるほどと思う日々
 明治以降日本で考案された<和製漢語>が今、中国で大量に使われている。
 
 *それらの言葉を使用しなければ、今では、中国人は会話も文章を書くこともできない。

 *もともと漢字は中国から韓国を経て日本に渡来した。
 
 
 *ところが中国が近代化するに際して、近代英語に当てはまる漢字として、<和製漢語>を日本への中国留学生が持ち帰ったのだ。
 

 本来中国から導入した<漢語>を日本なりに使いこなしてわがものにした<和製漢語>が今や本家の中国を席巻しているとは・・・。
       

三鷹通信(341)第29回読書ミーティング(7)

2019-04-21 05:24:27 | 三鷹通信
 新しく参加された二人の女性の方が推薦されたのは、奇しくも有名女性が書かれた「人生の生き方のための指南書」でした。
 一つは、フェイスブックの女帝シェリル・サンドバーグの「OPTIOB」
 
 
 *人生の逆境から回復して喜びに至る「折れない心の鍛え方」です。
 *<逆境>→<回復力>→<喜び>

 もう一つは、アンジェラ・ダックワースの「GRITやり抜く力」です。
 
 
 *成功するには<IQ>より<グリット>
 *情熱と粘り強さ

 今回、最もボクの心を捉えた作品です。逆境から回復し、情熱と粘り強さで喜びに至る!
 ありがとうございました。
        




三鷹通信(340)第29回読書ミーティング(6)

2019-04-20 14:48:29 | 三鷹通信
 ボクの推薦本は、竹村真一「地球の目線」です。
 
 *地球は常にダイナミックに変動する生きた星だ。
 
 ・・・台風や地震や火山噴火すらも海と大地を生き返らせる地球の循環活動の不可欠な一部である。
 ・・・酸素に満ち溢れた大気、それを呼吸する生物圏、緑に覆われた大陸。それは地球の歴史の中では比較的最近のものだ。
            
 *私たちはまだ宇宙船地球号の成り立ちやメカニズムを十分理解していない。
  
 ・・・<人類>という可能性の種子を、十分開花させる段階を迎える前に、この地球生命圏を崩壊させてしまうわけにはいかないのだ。

 *今や地球に対して新しい<人間観>と<文明観>を構築しなければならない。
 ・・・地球温暖化対策がゴールではない。
 ・・・地球という類まれなる星の財産目録を担保しつつ、自然を包含する<美しい文明>を築かねばならない。

 *幸いにも日本人が本来持っている自然に対する礼儀、生きることへの礼節こそ、すべての環境問題に向き合う姿勢につながる。
  
 
  ボクは自然界から人類への警告として、4年前「レロレロ姫の警告」を著した。
  
  
 *まさに今回、この竹村真一「地球の目線」が刺激となり、続編「還っててきたレロレロ姫」に着手しているが・・・。
  出版のための資金? そんなこと考えている場合か! 内容が整っていないじゃないか! 

 

三鷹通信(330)第29回読書ミーティング(5)

2019-04-18 04:30:48 | 三鷹通信
 一般参加者、Aさんの推薦本は、兼高かおる「わたくしが旅から学んだこと」
 
 Aさんは、本業は看板屋ですとおっしゃっているが、鉄道、旅のライターであり、観光ガイドの資格もあり、さらに、一級小型船舶の操縦資格や、猟銃資格も持つというはなはだユニークな才女である。
 *31歳から71歳までTBS系「兼高かおる世界の旅」ディレクター兼プロデューサーとして仕切ってきた女性のこの本を推薦されたのはむべなるかな、という思いである。
 
 *Aさんは自然に映える文明の利器「風車」について、体験談として「近くで見ると<風車>って、人を殺傷する武器みたいでめちゃ怖い!」とおっしゃったのが印象的だった。
 
 

 文明の利器はその開発者の人間にいつしか、牙をむくものになるか知れたものではありませんぞ! 原発みたいに。


      




三鷹通信(338)第29回読書ミーティング(4)

2019-04-17 06:32:17 | 三鷹通信
 そもそも人生とは何か? なんのためのビジネスなのか? 今回は現代の若手チャレンジャーを取り上げよう。
  前田裕二「メモの魔力」
 *著者は仮想ライブ空間SHOWROOMを立ち上げたITベンチャーの若き社長。
 *早くに両親をなくして、生計を立てるためにギターの弾き語りで食っていた。
 *その時にメモを取っていて、客から投げ銭をもらうために、カバー曲よりリクエスト曲を歌うと受けることを知る。
 *客と仲良くなるという双方向性が大事であることを知る。
 *双方向性がある絆が生まれる仕組みをネットに創る。
 *秋元康、堀江貴文、幻冬舎の見城徹などと交流がある。

 落合陽一・堀江貴文共著「10年後の仕事図鑑」
 *落合陽一は、現在、筑波大学学長補佐、デジタルハリウッド大学客員教授
 *クロスダイバーシティプロジェクト研究代表。
 *AIの進化により、事務職など単純な労働、医師や弁護士やエンジニアにしてもAIが代行する部分が増える。
 *仕事の仕方が変わってくる。

 *そんな世界の中で、どう生きるか? 自分で決めていかなければならない。
 *その点、講師によれば、落合陽一は今どきの最先端スーパー若者である。
         




三鷹通信(337)第29回読書ミーティング(3)

2019-04-16 09:44:25 | 三鷹通信
 黒川伊保子「妻のトリセツ」
 
 *妻が怖いという夫が増えている。
  ・・・一言いえば十倍返し。ついでに十年前のことまで蒸し返す。
  ・・・いつも不機嫌で、理由もなく突然怒り出す。
  ・・・人格を否定するような言葉をぶつけてくる。(ウチなんかアホと・・・
  ・・・<ネガティブトリガー>目の前と関係ない過去の不平不満が芋づる式に出てくる。

  ・・・本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取り扱い説明書である。

 FACTFULNESS(賢い人ほど真実を知らない)
 
 *データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣をつけよう!
 *賢い人ほどとらわれる10の思い込みの傾向がある。
 *世界中の人に質問し、ありがちな間違い本能を調べ上げた。

 <質問1>世界でもっとも多くの国がすんでいるのはどれでしょう?
  A低所得国 B中所得国 C高所得国(全世界正答率25%)
 <質問2>世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどうかわったか?
  A約2倍になった。 Bあまり変わっていない C約半分になった。(全世界の正答率10%)
 <質問3>1966年には、トラとジャイアントパンダとクロサイはいずれも絶滅危惧種として指定されていました。
  この3つのうち、当時よりも絶滅の危機に瀕しているのはいくつでしょう?
  A 2つ Bひとつ Cゼロ (全世界正答率7%)

  ・・・正解は、それぞれ、B,C,C

  それぞれ<分断本能>(世界は分断されている)
      <ネガティブ本能>(世界はどんどん悪くなっている)
      <単純化本能>世界はひとつの切り口で理解できる)

     *思い込みを乗り越え、データを基に正しく見る習慣を身に着けよう!