昨日の二葉亭四迷の「浮雲」の記述は四迷の混迷を強調しすぎたようです。
大久保先生からいただいたお言葉を、改めてご紹介いたします。
「<浮雲>のポイントは維新から二十年を経て近代国家体制が始動し始めた時期に対応するように文学においても従来の戯作調から近代的内面心理小説へ急転換しようとして破綻する産みの苦しみを体現している点にあるということです」
・・・次回から先生がピックアップされる「日本の近代的文学」に期待しています・・・
大久保先生からいただいたお言葉を、改めてご紹介いたします。
「<浮雲>のポイントは維新から二十年を経て近代国家体制が始動し始めた時期に対応するように文学においても従来の戯作調から近代的内面心理小説へ急転換しようとして破綻する産みの苦しみを体現している点にあるということです」
・・・次回から先生がピックアップされる「日本の近代的文学」に期待しています・・・