エッセイ（３９０）北朝鮮はどうなるか？

　今回は久しぶりに＜落語談義１５＞で語り合ってもらいましょう。
　　
　熊さん「ご隠居！　たいへんですぜ」
　ご隠居「いったいどうしたってんだ・・・」
　熊さん「北朝鮮がグアム向けは遠慮するって言ってたのが、日本上空にミサイルを飛ばしてきましたぜ！」
　ご隠居「トランプから脅されて、方針変えしたのが日本向けだったとは恐れ入ったね・・・」
　熊さん「しかも、通告なしにぶっ飛ばしたってことですぜ？　日本は舐められたもんですな」
　ご隠居「29日は彼らにとって屈辱の＜日韓併合＞の締結日だったらしいな」
　熊さん「それにしても日本の反応はメチャ早かったみたいですね？」
　
　ご隠居「安倍首相は前夜から官邸に泊まっていたらしいね。打ち上げ当初から把握していたみたいだ・・・」
　熊さん「安部さんは強い力で彼らを変えるなんて息巻いてますが、出来るんですかね？」
　ご隠居「国連の緊急理事会が開かれて議長声明で早速北朝鮮に抗議声明を出したが、さらなる制裁措置は難しそうだな・・・」
　熊さん「むずかしい？」
　ご隠居「中国やソ連が石油を止めることには消極的らしい」
　　プーチンなんかは、この＜力＞による世界情勢を考慮すれば、アメリカの脅威から国を守るために北朝鮮が＜核抑止力＞戦略に頼ることに理解を示さざるを得ないなんて言ってるね・・・」
　熊さん「中国だって、まず話し合いをなんて言ってますね・・・」
　ご隠居「かといって、アメリカも武力行使は簡単にできない。トランプ政権のおひざ元がトラブル続きでそれどころじゃないだろう」
　熊さん「戦争をしたがっていないことは、日本も含めて周辺国すべての一致した考え方なんだ。となると・・・」
　ご隠居「結局、北朝鮮の核付き長距離ミサイル保有を黙認せざるを得ないということになっちゃうのかな？」
　熊さん「だいたい自分の所の核兵器を放棄しないで、相手にだけ放棄を迫るのは説得力ないですよね」
　ご隠居「一番、現実的な落としどころは、＜核抑止力＞の下での危うい世界平和ってことか・・・」
　熊さん「日本も＜核抑止力＞で自立するとなると、日本も＜核兵器＞を持つことになるんですかい？」
　ご隠居「＜力＞を誇示し合う人類の＜情けない性（さが）＞からすれば、たしかにそれが一番現実的な対応策ともいえるが、逆にそこに＜核兵器＞の唯一の被爆国日本の活躍の場があるとも言えるな」
　熊さん「日本の活躍の場？」
　ご隠居「だって、＜核兵器＞がテロリストに渡る危険性を考えれば、＜核兵器＞を保有しない国々を糾合して、人類にとってリスク極まりない＜核兵器＞のない世界を目指す（安倍首相言うところの？）＜積極的平和外交＞を繰り広げることこそ、日本の唯一世界に貢献できる戦略じゃないかな・・・」
　熊さん「それが田原総一朗氏の言うところの＜冒険＞ということなのかな？」
　
　ご隠居「かもね・・・。問題は、アメリカの＜核の傘＞の下にある身でそれが可能か？ということだが・・・」
　

　　　　　　　

なるほど！と思う日々（４９４）世界最大の洞窟

　オーストリア・アルプス山脈の内部にある
　「アイスリーゼンヴェルト」
　全長４２ｋｍ世界最大の氷穴。
　　
　入ってみると、
　　スゴイですね！
　　
　そしてその中にあるお楽しみの施設とは？
　「サウナ」だって！
　（ＴＢＳテレビ「世界ふしぎ発見」より）

男の魅力（２４）片岡鶴太郎

　片岡鶴太郎。多才だね！　　　　　　　　
　
　物真似芸人から始まって、俳優、ボクサー、画家、それぞれで名を上げ62歳。
　今また＜ヨガ＞にチャレンジ。　　

　いやはや恐れ入りました！

　＜好奇心コーナー＞
　
　歳の割に自前の歯が多いと褒められていたボク。
　ついに歯が抜けました。「虫歯ですね。このままだと歯止めがかからない。次から次へと欠けていきますよ」とカモが来たとばかりにうれしそうに言われました。　
　情けない！