昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

有名人(21)女の魅力(21)

2009-05-27 05:01:22 | 女の魅力
 <女の魅力21>

 先日朝日新聞紙上で、小林伸行氏が<女優・杉本彩の魅力>について謳っていた。

 りんとした立ち居振る舞い。
 妖しささえ漂う美しさ。・・・
「私は人生のよろこびに貪欲。刺激のない人生を送りたいとは思わない。そのためには女性としての努力を惜しみません」・・・

 ランジェリー、香り、ピンヒール。
 大切なアイテムに、この三つをあげる。
 それぞれへの意識の強さで、女性の本質が見えるという。

 「勝負下着」という言葉は理解できない。
 いつでも勝負できるように備えるのが当たり前で、その緊張感に疲れるようでは、もう「アウト」だという。

「いい恋愛、いい仕事、いい快楽。これが私のモチベーション。つらくはありません。その先の人生へ、期待があるんです」

 <ピンヒール>といえば思い出した。
 ぼくがスペインツアーへ参加した時だ。
 歩きが多くて年寄りにはかなりつらい旅だった。

 「歩きやすいスニーカーとか運動靴にして下さい!」
 ガイドはみんなに注意を促した。
 コルドバは石畳の街。
 うすら寒く、時々小雨が降って滑りやすい状態だった。
 <花の小路>など徒歩で約2時間の市内観光。

 でも、ツアーの最若手、3人のギャルはいずれもハイヒールで参加した。

 渋草色の皮ジャンに濃淡の紫の花模様柄のスカートに黒タイツ。
 白のミニスカート、黒タイツに黒の半コート、帯飾りの付いたハイヒール。
 もう一人は黒の長いコートに真っ赤な大きなバッグが印象的。

 いずれも石畳にカツカツとハイヒールを響かせて颯爽と歩く。
 日本の若い女性の<かっこよさ>に挑む姿勢がすばらしいと思った。

ベトナム便り(1)ベトナムに赴任して

2009-05-14 05:20:49 | ベトナム便り
 年齢制限ギリギリでジャイカに選抜され、ベトナムに企業の技術支援のため派遣された70歳の友人から<ベトナム便り>5便が届いた。
 我が国と対比して興味深い点を下記にまとめてみました。

 (1)なんたって驚いたのが携帯電話の普及。インフラや生活実感で日本より40年遅れているこの国でほとんど全国民が持っているのではと思われるほど。
 天秤棒を担いで農産物を運ぶオバサンも携帯はしっかり持っている。
 日本のケイタイと異なり、基本的な通話機能しかない「箱」だ。
 銘柄はNOKIA。
 どんな田舎に行ってもNOKIAの看板をかかげた代理店がある。

 必要最小限に機能をしぼり、安さを重点のNOKIAの販売戦略の勝利だ。

 (2)インフラ遅れの代表が交通手段。
 人口600万首都の公共交通はバスだけ。
 朝夕は道路全面バイクで埋め尽くされる。
 道路はそこそこ広いが信号は少なく、運転マナーはお粗末で歩道走行や逆走は当たり前。
 道路横断は決死の思いでバイクや車の間をすり抜ける。
 バスやタクシーに乗るとベトナム人の運転は実に上手い。
 接触を避けてすり抜ける神業は、将来ラリーやレースの世界的ドライバーがベトナムから生まれるのではと思うほど。

 (3)公務員の給料が低いのが気になる。月1万円そこそこでブルーワーカーとあまり違わない。
 袖の下や内職が当たり前で、これでは優秀な人材が集まらないのでは。

 (4)バスに乗ると、即座に100%若い人が席を譲ってくれる。
 ベトナムは仏教国であり、儒教精神が社会の基盤になっているので、敬老精神にあふれ礼儀正しい。
 祝日には玄関前に国旗を掲げている家庭が多く、同胞意識がつよく治安も良好。
 お付き合いが親密で、日本でうるさい<個人情報保護>の発想がない。
 家庭のこと自分のこと何でも話し合い友好を深める。
 若い女性の年齢についても聞かないほうが親しみがないと思われてしまう。
 大家族で住むのは当然で、嫁が子どもを親に預けて働き、親は老後子どもの世話になるケースが多く、老人ホームなどまだないそうだ。

 生活基本物資は安い。
 バスは20円均一。30km離れた空港までも30円。
 大衆レストランなら200円で食べられる。
 周辺東南アジア国よりはるかに日本人の口に合う。
 女性はほとんどがスッピンだが肌がキレイで服装も質素ながらセンスがよく、スマートで感じがいい。

 日本の昔を思い出す部分が多く、国民の資質も日本人に似ていて興味深い国だ。

金沢便り(3)浅野川の鯉流し

2009-05-05 17:16:14 | 金沢便り
 昨日、ウチの近くの野川を家内と散策した。
 鴨のつがいが泳いでいたり、水車が回っていたり、のどかな川べりを<東京国際スリーデイマーチ>のゼッケンをつけた人たちがたくさん我々を追い抜いていく。

 魚を獲っている子どもたちや、バーベキューで盛り上っている若者たちも見かけた。
 ほたるの里には3,40本もの沢山の鯉のぼりが空高く泳いでいた。

 今日は、ふるさと金澤から<浅野川の鯉流し>の写真が送られてきた。

 空ではなくて <水に泳ぐ鯉>、当たり前のようでユニークな行事。
 今年で9回目になるそうだ。

三鷹通信(19)ウチの近く16

2009-05-05 07:01:09 | 三鷹通信
 <吉祥寺>は毎年「住みたい街ランキング」1位に選ばれる武蔵野市にある。
 特に若者に抜群の人気を誇る。

 
 

 グルメ、ショッピング、ファッション、ビューティー、アミューズメント、スクールなど、個性的な魅力あふれる街だ。

三鷹通信(18)ウチの近く15

2009-05-05 06:46:32 | 三鷹通信
 三鷹駅からジブリバスで南に向かうと井の頭公園につながる緑地に<三鷹の森 ジブリ美術館>がある。
 
 館長、宮崎駿氏は言う。
 おもしろくて、心がやわらかくなる美術館
 いろんなものを発見できる美術館
 楽しみたい人は楽しめ、考えたい人は考えられ、感じたい人は感じられる美術館
 そして、入った時より、出る時ちょっぴり心がゆたかになってしまう美術館!

三鷹通信(17)ウチの近く14

2009-05-05 06:36:10 | 三鷹通信
 三鷹駅の南口から井の頭公園の手前の万助橋まで、玉川上水の南側の道路は<風の散歩道>と呼ばれている。
 井の頭公園へ向かう道であり、ジブリバスのルートでもある。
 御影石のブロック舗装、ガス灯風の照明、バス停の標識には宮崎アニメ猫バスが使われている。

 玉川上水縁には山本有三記念館や太宰治入水にゆかりの玉鹿石がある。
 「四月なかば、ひるごろのことである。頭を挙げてみると、玉川上水は深くゆるりと流れて、両岸の桜は、もう葉桜になっていて真青に茂り合い青い枝葉が両岸から覆いかぶさり、青葉のトンネルのようである・・・」と太宰は書いている。

三鷹通信(16)ウチの近く13

2009-05-05 06:27:06 | 三鷹通信
 北東に目を転じると玉川上水に入水した太宰治の墓として有名な
<禅林寺>がある。
 尊敬していた森鴎外の墓の向かいに彼の墓が立てられた。
 毎年誕生日の6月19日には太宰を偲んで桜桃忌が開かれる。

 近くには太宰治文学サロンもある。

 また、瀬戸寂聴が若い頃下宿していたというタバコ屋さんもすぐそば。

三鷹通信(15)ウチの近く12

2009-05-04 05:20:21 | 三鷹通信
 <深大寺>に隣接して花と緑のオアシス<神代植物公園>がある。
 春のロウバイ、梅に始まり、桜、フジ、これからはバラフェスタが開かれる。
 そして、ダリア、スイレン、サザンカ、サルスベリ等々4800種類、10万本の植物が楽しめる。

三鷹通信(14)ウチの近く11

2009-05-04 05:10:48 | 三鷹通信
 これまでウチの西方をみてきたが、東方に目を転じてみる。

 南東に東京では浅草寺についで古い歴史を持つ寺<深大寺>がある。
 春はだるま市でたいへんに賑わう。

 門前町はほとんどが深大寺そばを食べさせる店である。

三鷹通信(13)ウチの近く10

2009-05-04 05:01:03 | 三鷹通信
 <調布飛行場>の南端に<味の素スタジアム>がある。

 サッカーのJリーグ、FC東京と東京ヴェルディのホームスタジアムだ。
 
 時々浜崎あゆみや有名芸能人のコンサートが開催され、ウチまでその余波が伝わってくる。
 残念ながらまだ見たことはない。