一昨日は忙しい一日だった。
午前中は、「親と子の初心者囲碁大会」ご案内のため駅前コミセンの囲碁例会に参加。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2d/bb14d8539f5799f579b7d4b46c9e0a63.jpg)
お昼は連中と一緒にイタリアンの「ラ・メーラ」へ。
たくさんで行くといろいろなピザやスパゲッティが楽しめる。サラダ、ドリンクいくらでも。味も良かった。
そして、第15回現役編集者が主催する「第15回読書ミーティング」に参加するため三鷹市協同センターに向かう。
冒頭講師から今回のベストセラーとして、又吉直樹の「火花」が取り上げられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/71/82bb93146aa9cf07d7fa518bf1521725.jpg)
お笑いの天才でありながら破綻した生活を続ける神谷に惹かれる売れない芸人徳永の目線で、笑いとは何か、生きるとは何かを鋭く描く。
現在239万部を売り上げて現代の純文学では「ノルウエイの森」440万部、「世界の中心で愛を叫ぶ」321万部とならぶ「純文学記録的ベストセラー」である。
(又吉直樹「火花」の才に敬服として、ぼくも4回に亘ってエッセイに取り上げている)
参加者からの推薦書。
「あの瞬間、ぼくらは宇宙に一番近かった」マイク・カージェス著・武者圭子訳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3a/4d7e606fbdad862dee1ac35b270dedac.jpg)
障害児学級の先生が彼らをNASAのベースキャンプに連れて行き、ハンディキャップのある生徒が成績優秀、運動神経も抜群な生徒たちと競い堂々の上位入賞するという、信じられない感動の実話。
「なにか自分が特別だと思えることを、誇りがもてるようなことを、やってみたいんですよ。ぼくらは生徒たちにそのチャンスを与えてやりたいんですよ」という教師。
そしてそれをやりとげた素晴らしい教師。
(そんな信じられないことがどういうふうになされたのか。ぼくは絶対読んでみたいと思った)
「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2)」
オリバー・ストーン ピーター・カズニック著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/30/ff88cac8e24f0e047d43cc7f1b80bfb4.jpg)
「自由と平等と進歩」ある意味我々にとって理想の国アメリカ。しかし実情は巨大資本と軍が支配するアメリカの黒い歴史を数々の資料を駆使して暴く3部からなるドキュメンタリーである。
特にこの巻では、国益よりも人類愛に基づきタカ派と戦うケネディとフルシチョフを描いている。
(これはぼくの推薦書である。「人類滅亡の危機を免れたのは単に運がよかったからだけだ」後にアメリカの国防長官が述懐している。キューバ危機で核兵器の引き金を引こうとした潜水艦の艦長の意思を思いとどまらせたのはその副官だったのだ。今も大国は「核抑止力」を信じて核兵器を温存しているが、核兵器がならず者国家やテロの手に渡ったらどうなるのだろう。人類滅亡の可能性は今も続いている)
「海に降る」朱野帰子著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ac/80f2ce1b44839fc63507e04f69373b32.jpg)
謎の深海生物に取り憑かれて人生を持ち崩した父親と反発する子ども。やがて理解しあい共に手を携えて深海へ。そこで出会ったものは。
父と子の葛藤と、パイロット描写のリアリティ。深海は宇宙同様の謎と魅力に満ちている。
(宇宙よりも自らの足元、地球そのものにより投資すべきだ。とくに海洋大国日本は、メタンハイドレードなどのエネルギー、レアメタルなどが期待できる)
「戦略外交言論」兼原信克
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/24/95873394a4f12f554ce51a814c92000d.jpg)
安倍首相の安全保障戦略組織の中核を成す人物の書である。
(わが国の国家安全保障政策の体系を理解するためにぜひ読んでみたい)
今回三鷹市市報のご案内を見て初参加のOさん。
ご愛読は西村京太郎だそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/30/099d14537456a36221a19d32c358b500.jpg)
次回は新作などご紹介いただけませんか?
再び講師から「ロングセラー」について
新潮文庫によれば、
第一位 夏目漱石「こころ」
第二位 太宰治「人間失格」
第三位 ヘミングウエイ「老人と海」
これらは既にこれまでの読書ミーティングで取り上げられている。
他にも<21世紀限定>というランク付けで見ると、
第一位 村上春樹「海辺のカフカ(上・下)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ce/6c2488954bfe7b9bcf59d4eda3d40e5d.jpg)
第二位 梨木香歩「西の魔女が死んだ」
(ぼくは知らなかった)
第三位 小川洋子「博士の愛した数式」
(これは読んでないので、読んでみよう)
現役の編集者が主催する読書ミーティングは、ここでは記載しきれない魅力ある解説や資料がいっぱい! ご関心のある方はどうぞ!
次回は来年1月です。
読書ミーティングを終えてから芸文センターへ映画を見に行く。
森鴎外の「雁」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2d/91fbb629dc118411ef9d1ebe8843da05.jpg)
原文と比較してみるとずいぶんドラマティックに描かれている。
ヒロインを演じた高峰秀子が美しい。
昨日は三鷹三田会の麻雀会
48名12組だったが、時間になっても二人見えていない。
電話してみると来週と勘違いしていたようだ。第四日曜日を最終日曜日と勘違いしていた。 メンバーも高齢化するといろいろなことが起きる。
しかし最高齢94歳のUさんが準優勝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/4a/fa85cd255571ecb06956dbbc9a6a2e32.jpg)
いやはや恐れ入りました。世田谷の玉川から三鷹まで電車を乗り継いでいらっしゃる。
お酒と若い男性が大好き。頭は明晰、度胸もある。
我々高齢者の鑑です。
午前中は、「親と子の初心者囲碁大会」ご案内のため駅前コミセンの囲碁例会に参加。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2d/bb14d8539f5799f579b7d4b46c9e0a63.jpg)
お昼は連中と一緒にイタリアンの「ラ・メーラ」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/01/37d6dd0411b8fc885490b848a66d3a6e.jpg)
たくさんで行くといろいろなピザやスパゲッティが楽しめる。サラダ、ドリンクいくらでも。味も良かった。
そして、第15回現役編集者が主催する「第15回読書ミーティング」に参加するため三鷹市協同センターに向かう。
冒頭講師から今回のベストセラーとして、又吉直樹の「火花」が取り上げられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/71/82bb93146aa9cf07d7fa518bf1521725.jpg)
お笑いの天才でありながら破綻した生活を続ける神谷に惹かれる売れない芸人徳永の目線で、笑いとは何か、生きるとは何かを鋭く描く。
現在239万部を売り上げて現代の純文学では「ノルウエイの森」440万部、「世界の中心で愛を叫ぶ」321万部とならぶ「純文学記録的ベストセラー」である。
(又吉直樹「火花」の才に敬服として、ぼくも4回に亘ってエッセイに取り上げている)
参加者からの推薦書。
「あの瞬間、ぼくらは宇宙に一番近かった」マイク・カージェス著・武者圭子訳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3a/4d7e606fbdad862dee1ac35b270dedac.jpg)
障害児学級の先生が彼らをNASAのベースキャンプに連れて行き、ハンディキャップのある生徒が成績優秀、運動神経も抜群な生徒たちと競い堂々の上位入賞するという、信じられない感動の実話。
「なにか自分が特別だと思えることを、誇りがもてるようなことを、やってみたいんですよ。ぼくらは生徒たちにそのチャンスを与えてやりたいんですよ」という教師。
そしてそれをやりとげた素晴らしい教師。
(そんな信じられないことがどういうふうになされたのか。ぼくは絶対読んでみたいと思った)
「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2)」
オリバー・ストーン ピーター・カズニック著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/30/ff88cac8e24f0e047d43cc7f1b80bfb4.jpg)
「自由と平等と進歩」ある意味我々にとって理想の国アメリカ。しかし実情は巨大資本と軍が支配するアメリカの黒い歴史を数々の資料を駆使して暴く3部からなるドキュメンタリーである。
特にこの巻では、国益よりも人類愛に基づきタカ派と戦うケネディとフルシチョフを描いている。
(これはぼくの推薦書である。「人類滅亡の危機を免れたのは単に運がよかったからだけだ」後にアメリカの国防長官が述懐している。キューバ危機で核兵器の引き金を引こうとした潜水艦の艦長の意思を思いとどまらせたのはその副官だったのだ。今も大国は「核抑止力」を信じて核兵器を温存しているが、核兵器がならず者国家やテロの手に渡ったらどうなるのだろう。人類滅亡の可能性は今も続いている)
「海に降る」朱野帰子著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ac/80f2ce1b44839fc63507e04f69373b32.jpg)
謎の深海生物に取り憑かれて人生を持ち崩した父親と反発する子ども。やがて理解しあい共に手を携えて深海へ。そこで出会ったものは。
父と子の葛藤と、パイロット描写のリアリティ。深海は宇宙同様の謎と魅力に満ちている。
(宇宙よりも自らの足元、地球そのものにより投資すべきだ。とくに海洋大国日本は、メタンハイドレードなどのエネルギー、レアメタルなどが期待できる)
「戦略外交言論」兼原信克
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/24/95873394a4f12f554ce51a814c92000d.jpg)
安倍首相の安全保障戦略組織の中核を成す人物の書である。
(わが国の国家安全保障政策の体系を理解するためにぜひ読んでみたい)
今回三鷹市市報のご案内を見て初参加のOさん。
ご愛読は西村京太郎だそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/30/099d14537456a36221a19d32c358b500.jpg)
次回は新作などご紹介いただけませんか?
再び講師から「ロングセラー」について
新潮文庫によれば、
第一位 夏目漱石「こころ」
第二位 太宰治「人間失格」
第三位 ヘミングウエイ「老人と海」
これらは既にこれまでの読書ミーティングで取り上げられている。
他にも<21世紀限定>というランク付けで見ると、
第一位 村上春樹「海辺のカフカ(上・下)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ce/6c2488954bfe7b9bcf59d4eda3d40e5d.jpg)
第二位 梨木香歩「西の魔女が死んだ」
(ぼくは知らなかった)
第三位 小川洋子「博士の愛した数式」
(これは読んでないので、読んでみよう)
現役の編集者が主催する読書ミーティングは、ここでは記載しきれない魅力ある解説や資料がいっぱい! ご関心のある方はどうぞ!
次回は来年1月です。
読書ミーティングを終えてから芸文センターへ映画を見に行く。
森鴎外の「雁」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2d/91fbb629dc118411ef9d1ebe8843da05.jpg)
原文と比較してみるとずいぶんドラマティックに描かれている。
ヒロインを演じた高峰秀子が美しい。
昨日は三鷹三田会の麻雀会
48名12組だったが、時間になっても二人見えていない。
電話してみると来週と勘違いしていたようだ。第四日曜日を最終日曜日と勘違いしていた。 メンバーも高齢化するといろいろなことが起きる。
しかし最高齢94歳のUさんが準優勝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/4a/fa85cd255571ecb06956dbbc9a6a2e32.jpg)
いやはや恐れ入りました。世田谷の玉川から三鷹まで電車を乗り継いでいらっしゃる。
お酒と若い男性が大好き。頭は明晰、度胸もある。
我々高齢者の鑑です。