昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(128)忙しい一日

2015-11-23 03:11:03 | 三鷹通信
 一昨日は忙しい一日だった。
 午前中は、「親と子の初心者囲碁大会」ご案内のため駅前コミセンの囲碁例会に参加。
 
 お昼は連中と一緒にイタリアンの「ラ・メーラ」へ。
   
 たくさんで行くといろいろなピザやスパゲッティが楽しめる。サラダ、ドリンクいくらでも。味も良かった。
    
 そして、第15回現役編集者が主催する「第15回読書ミーティング」に参加するため三鷹市協同センターに向かう。

 冒頭講師から今回のベストセラーとして、又吉直樹の「火花」が取り上げられる。
 
 お笑いの天才でありながら破綻した生活を続ける神谷に惹かれる売れない芸人徳永の目線で、笑いとは何か、生きるとは何かを鋭く描く。
 現在239万部を売り上げて現代の純文学では「ノルウエイの森」440万部、「世界の中心で愛を叫ぶ」321万部とならぶ「純文学記録的ベストセラー」である。
(又吉直樹「火花」の才に敬服として、ぼくも4回に亘ってエッセイに取り上げている)

 参加者からの推薦書。
「あの瞬間、ぼくらは宇宙に一番近かった」マイク・カージェス著・武者圭子訳。
 
 障害児学級の先生が彼らをNASAのベースキャンプに連れて行き、ハンディキャップのある生徒が成績優秀、運動神経も抜群な生徒たちと競い堂々の上位入賞するという、信じられない感動の実話。
「なにか自分が特別だと思えることを、誇りがもてるようなことを、やってみたいんですよ。ぼくらは生徒たちにそのチャンスを与えてやりたいんですよ」という教師。
 そしてそれをやりとげた素晴らしい教師。
 (そんな信じられないことがどういうふうになされたのか。ぼくは絶対読んでみたいと思った)  

「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2)」
 オリバー・ストーン ピーター・カズニック著
 
 「自由と平等と進歩」ある意味我々にとって理想の国アメリカ。しかし実情は巨大資本と軍が支配するアメリカの黒い歴史を数々の資料を駆使して暴く3部からなるドキュメンタリーである。
 特にこの巻では、国益よりも人類愛に基づきタカ派と戦うケネディとフルシチョフを描いている。
 (これはぼくの推薦書である。「人類滅亡の危機を免れたのは単に運がよかったからだけだ」後にアメリカの国防長官が述懐している。キューバ危機で核兵器の引き金を引こうとした潜水艦の艦長の意思を思いとどまらせたのはその副官だったのだ。今も大国は「核抑止力」を信じて核兵器を温存しているが、核兵器がならず者国家やテロの手に渡ったらどうなるのだろう。人類滅亡の可能性は今も続いている) 

「海に降る」朱野帰子著
 
 謎の深海生物に取り憑かれて人生を持ち崩した父親と反発する子ども。やがて理解しあい共に手を携えて深海へ。そこで出会ったものは。
 父と子の葛藤と、パイロット描写のリアリティ。深海は宇宙同様の謎と魅力に満ちている。
 (宇宙よりも自らの足元、地球そのものにより投資すべきだ。とくに海洋大国日本は、メタンハイドレードなどのエネルギー、レアメタルなどが期待できる)

「戦略外交言論」兼原信克
 
 安倍首相の安全保障戦略組織の中核を成す人物の書である。
(わが国の国家安全保障政策の体系を理解するためにぜひ読んでみたい)

 今回三鷹市市報のご案内を見て初参加のOさん。
 ご愛読は西村京太郎だそうだ。
 
 次回は新作などご紹介いただけませんか?  

 再び講師から「ロングセラー」について
 新潮文庫によれば、
 第一位 夏目漱石「こころ」
 第二位 太宰治「人間失格」
 第三位 ヘミングウエイ「老人と海」
 これらは既にこれまでの読書ミーティングで取り上げられている。

 他にも<21世紀限定>というランク付けで見ると、
 第一位 村上春樹「海辺のカフカ(上・下)
 
 第二位 梨木香歩「西の魔女が死んだ」
ぼくは知らなかった
 第三位 小川洋子「博士の愛した数式」
 (これは読んでないので、読んでみよう)
 現役の編集者が主催する読書ミーティングは、ここでは記載しきれない魅力ある解説や資料がいっぱい! ご関心のある方はどうぞ!
 次回は来年1月です。

 

 読書ミーティングを終えてから芸文センターへ映画を見に行く。
 森鴎外の「雁」
 
 原文と比較してみるとずいぶんドラマティックに描かれている。
 ヒロインを演じた高峰秀子が美しい。

 昨日は三鷹三田会の麻雀会
 48名12組だったが、時間になっても二人見えていない。
 電話してみると来週と勘違いしていたようだ。第四日曜日を最終日曜日と勘違いしていた。 メンバーも高齢化するといろいろなことが起きる。
 しかし最高齢94歳のUさんが準優勝。
 
 いやはや恐れ入りました。世田谷の玉川から三鷹まで電車を乗り継いでいらっしゃる。
 お酒と若い男性が大好き。頭は明晰、度胸もある。
 我々高齢者の鑑です。

  


エッセイ(288)これがパワーポリティックスの現状だ!

2015-11-21 03:54:17 | エッセイ
 在英のシリア人権監視団がロシアのシリア空爆について報告した。
 
 
 ロシアが空爆を開始した9月30日以降、死者は1331人に達した。
 過激派組織「イスラム国」のメンバー381人。
 アルカイダ系の「ヌスラ戦線」など反体制派が547人。
 民間人が403人。

 ぼくは太平洋戦争末期の連合国のドイツや日本に対する無差別空爆を思い出した。
 「東京大空襲」
 
 「広島・長崎への原爆投下」
 

 今回米仏他対イスラム有志連合がロシアの空爆に共闘を認めたことで、IS「イスラム国」は風前の灯状態になったと、前回のエッセイで述べた。
 パリ同時多発テロ他、ISの抵抗は断末魔の叫びに過ぎない、と。

 しかし、「イスラム国」の国としての組織力は失われるかもしれないが、不満分子が存在する限りテロ行為はなくならないだろう。
 問題は原爆などの最終兵器「核兵器」がテロ集団に渡る恐れが残されていることだ。
 そこで、世界のリーダーは今こそ「核兵器抑止力」をベースにした「パワーポリティックス」の脆弱性に心すべきだ!
 その点で今人類は文明の岐路にある。
 ぼくが「レロレロ姫の警告」で指摘したかったのは、自分さえ良ければ手段も択ばず、という「人類の強欲」だ。
 三鷹市立図書館本館・市民文庫棚に置いてあります。
 ご覧ください。

 
 



三鷹通信(127)親と子の初心者囲碁教室

2015-11-20 04:50:55 | 三鷹通信
 NHK杯の司会でおなじみの穂坂 繭棋士をお迎えして、三鷹市立第一小学校で「親と子の初心者囲碁教室」を開催します。
 

 泉谷棋士をお迎えした昨年の囲碁教室。
 
 

 ご関心のある方は覗いてみてください。

 <好奇心コーナー>
 

 昨日、みたか認知症家族支援の会に参加して、西山裕子先生から「指ヨガ」をご指導いただきました。
 手と全身の相関関係。
 
 手や指を大きく息を吸いながらじっくりと刺激すると体が軽くなり気分もすっきりします。
 
 手順は「回す」「つまむ」「反らす」「開く」「揉む」の5種類。
 施術のポイントは途中で息を止めないこと。大きく吸って吐きながら刺激する。
 いつでもどこでも一人で簡単にできるのが大きな魅力。

 
 癒しのコミュニケーションツールとしても使えます。

 眠れないとき、便秘だったり腰痛や肩こりにも効果があるそうです。
 握力の強い人は長生きするそうです。
 Tさんのお母さんは103歳。しっかりと握手を返してくれるそうです。


エッセイ(287)ISの断末魔の叫びか?

2015-11-19 02:59:22 | エッセイ
 同時多発テロが起きたパリで、再度爆発、発砲騒ぎがぼっ発した。
      
 
 

 アメリカでは旅客機の爆破予告が2件もあった。
 
 IS(イスラムステート)のテロの恐怖が世界規模で拡散したかに見える。

 しかし、一方ではシリアのIS空爆で対立していたアメリカとロシアが共同歩調をとる動きも出てきた。
 
 また、同時多発テロの容疑者を潜伏先襲撃で拘束したという。
 

 ぼくはその昔、世界各地で脅威を振りまいた連合赤軍の「浅間山荘事件」を思い出した。
 
 さすがの世界規模の連合赤軍テロ行為もこの事件を最後に収束に向かったのだ。
 その主要幹部のひとり坂口弘が後日語った言葉が強くぼくの頭に残っている。
「山荘でニクソン訪中のテレビ観き、時代に遅れ銃を撃ちたり。われわれの未熟な頭はこうした背景を何一つ理解できず、画面をじっと見つめるだけだった」 

 世界中の不満と不安を抱える未熟な若者を糾合して世界を混乱に陥れるISの戦略も、このところの大国の空爆で窮地に陥った結果が今回のパリ多発同時テロだった。
 しかし、これが逆に米ロをはじめとする大国の冷静な対応を引き出しISの動きを狭める結果となったと、ぼくは見ている。

 世界に不平不満を抱く者が存在する限りテロは無くならないだろう。
 ISのようにテロ手段に訴えるグループが成長しないように心掛けなければならない。
 そのためには、「自分だけがよければいいという強欲な姿勢」を改める強力な世界のリーダーが現れることを期待する。(本来これは宗教家の役割であるべきだが・・・)
 ここに相手を思いやる日本の出番があると思う。
 ぼくが今年文芸社から出版した「レロレロ姫の警告」で訴えたかったところだ。

 


なるほど!と思う日々(353)将来の首相候補?稲田朋美

2015-11-18 09:23:07 | なるほどと思う日々
 前回は民主党菅直人氏ご推薦の柳澤協二の講演「民意による抑止力」に参加したので、今回は自由民主党土屋正忠氏ご推薦の稲田朋美の講演「伝統と創造」に参加した。
 

 自民党政調会長である彼女は、安倍首相の秘蔵っ子であり将来は日本を背負って立つ首相候補の実力政治家と見られている。
 ところが一方マスコミでは「網タイツの女王」などとも揶揄されている。
 
 彼女に言わすと、伊達メガネとともに、網タイツもタテアミの技術という地元福井県の産物をアピールしているのだそうだ。
 
 弁護士だった彼女が何かの講演で当時の自民党副幹事長だった安倍氏の目に留まり、小泉内閣の落下傘候補として衆議院選挙に出て選挙に勝ったのが政治家へ転身したきっかけだった。 確かに今回彼女の講演を聴いて、演説がうまいと思った。
 メリハリが効いていて力強く聴衆に訴える。
「初めての、しかも自分の本来の地元とは異なる地区に落下傘候補として立たされましたが、わたしは落下傘なんかじゃありません<おっかさん>です!と言ってわずか373票差で勝ちました」とのこと。
「373(みなさん)のありがたみは今も忘れません。自家用車水素自動車みらいのナンバーとして活用させてもらっています」
       
 
 彼女の政治信条は「言うべきことは言う」だそうだ。
 ユネスコの世界記憶遺産に南京事件が登録されたとき、菅官房長官が「透明性、公平性を欠いた審査方法は問題だ。分担金の凍結もありうる」という発言が問題となったが、言われっぱなしで我慢するのはバカにされるだけだ。言うべきことははっきりと言うべきだと彼女は言う。

 政治家として目指すべきとして、「道義大国」の旗を立ち上げた。
  
 伝統のみに固執するのは停滞だが、伝統に基づかない政策は空っぽだと言う。
 

 自民党は伝統に安住するのではなく、創造する改革政党でなければならない。
 先ずは経済最優先だが、国民の倫理観が高く、日本人であることに誇りを感じ、日本の伝統と文化を世界に誇れる、思いやりあふれる社会正義が貫かれる世界から尊敬される国、「道義大国」を目指すべきだと語った。
 

 巨額の負担となっている国家財政再建も、先延ばししてきた今までの態度を改め、いまこそ並行して取り組まなければならないことも付け加えた。

 われわれ一般庶民に明るい掛け声をかけるリーダーとしての資質は十分感じた。
 これからは力づくの男性のリードする時代から地に足の付いた女性の活躍する時代が期待される。
 ドイツのメルケル首相とともに、アメリカでヒラリー・クリントンが大統領となり、日本の稲田朋美首相という女性がリードする時代が来るかもしれない。

 <好奇心コーナー>
 
 左欄のブックマークに稲田朋美の名演説「道義大国」があります。
 聴いてみてください。

 


なるほど!と思う日々(352)絶妙のコンビ・ダウンタウン

2015-11-14 04:46:55 | なるほどと思う日々
 絶妙のコンビ「ダウンタウン」
 
「映画監督もやった松本さんがなぜ浜田さんみたいな凡人と長い間コンビが組めるの?」みたいなことをAKB48の指原が聞いた。
 実はボクも同感だ。

 それに対して松本は答えた。
 
 浜田は「そんなこと言うなよ」と反応した。
 

 その受け答えは、まさに天才肌の松本と世渡り上手な浜田、面目躍如たるものがあった。
       
 そう質問した指原莉乃だって、松本に言わせば
 
 ということになる。

 
 確かに!絶妙のコンビとはこういうことか!




エッセイ(286)11月11日水曜日という日!

2015-11-12 03:36:17 | エッセイ
 昨日の野球テレビ中継には久しぶりでハラハラドキドキ興奮した。
 「プレミア12」国際野球大会、対メキシコ戦。
 第一戦の韓国戦に快勝して、対メキシコは楽勝と思っていたが・・・。
 途中逆転して勝ち越ししているのになんとなく押され気味で不安が的中。
 9回表で同点にされる。その裏中田のサヨナラヒットで勝ったが・・・。
 


 日本初のジェット旅客機が飛んだ!
 
 これで、技術大国日本の材料が出そろった。

 11月11日は中国では「独身の日」なんだそうだ。
 通販の大手が一日限りの大バーゲンを開催して盛り上がる。
 一日で1兆円を超える売り上げがあったとか!
 

 中国と言えば、中国の海南島で行われるミスワールド世界大会にミスカナダが入国を拒否されているという。
 
 中国系のアナスタシア・リンさんだ。アメリカ議会などでの人権批判発言を問題視されているようだ。
 一タレントの言動にあたふたする大中国の政権を笑っちゃう。

 日本では民主党の前原元外相、細野政調会長、江田元維新の党代表が会談して、野党再編成に向けて民主党は解党すべしということで一致したという。
 
 維新の党分裂騒ぎといい、安倍政権に対する野党勢力のバラバラ度が収まらない。
 しっかりしろよ野党政治家!

 ところで、「水曜日のカンパネラ」というユニークなタレントをご存じだろうか?
 
 
 
 

 
 海外でも注目を浴びているとか。
 なんともユニークなタレントが生まれる時代だ! 
 個人の力もバカにできない。
  
 おかげさまでブログ人気ランキング1位に!
 (一日だけかな?)



なるほど!と思う日々(351)心臓肥満症を治すには

2015-11-10 03:51:39 | なるほどと思う日々
 最近階段の上り下りや沢山歩くと息切れがする。
 

 検査してみると、心臓の肥満症だという。
 
 
 普通ありえない心臓に脂肪がたまっている。
 
 
 実験の結果、ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸が脂肪を取り除くのに効果があるという。
 
 

 脂で脂を除去するというわけだ。
 似た例として、高熱を出すマラリアの特効薬にキニーネが有名だ。
 
 このキナの皮を健康な人が飲むと熱が出る。
 不思議なことにこれを高熱の人に与えると熱を下げる効果を生む。

「似たものが似たものを制す」という原理により、体に入り込んだ病的エネルギーを押し出し病気を終わらせる療法だ。
 言いかえれば、刺激を与えて人間の自然治癒力を引き出そうというのだ。
 これがいわゆる「ホメオパシー療法」といって、1810年ドイツの医師サムエル・C・ハーマネンによって開発された類似療法だ。

 人間の中には肉体のひずみを治そうとする力がある。
 たとえば、酔っぱらってゲロを吐くということは、体が受けつけないものを体外に出してやるという自然に備わった治療方法なんだ。
 

 熱が出るというのも、体内に入ってきた病気の細菌やウイルスをやっつけるために熱を出す。
 
 体温が高い方が体の働きが活発になり、菌をやっつけるパワーを出す。

 ただあまり高くなると、体に負担がかかるのでアスピリンを飲んだりして熱を下げなくてはならない。高血圧には降圧剤を、痛みには鎮痛剤を使うが、これは「アロパシー療法」と呼ばれている。
 我々は安易にこの対症療法を使うが、医師の立場から言うと自然治癒力を阻害することになりかねないので困るのだそうだ。

 医師の本来の役割は我々に本来備わっている「自然治癒力」を求めることにあるべきなのだ。






有名人(59)女の魅力(37)吉田洋

2015-11-08 03:57:25 | 女の魅力
  ひつじ年で大ブレーク、吉田洋
 
 3年前、ぼくは朝ドラ「純と愛」のクールな女上司に着目してブログにもアップしている。
 あの女たらしの舘ひろしとの会話。
「なんで、いつもそんな白いタイツ付けているの?」
「冷えるもんですから・・・」
「脱いで脚見せて! ぼく脚フェチなんだ」

 それから久しく忘れていたが、今年鈴木梨央ちゃんとのCMのお母さん役が彼女だと知って再び着目!
 

 ひつじ年にあやかった所為か吉田羊はCMで大ブレーク!
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 ソフトバンクの始球式にも
 

 そしてついに「HERO」で東京ドラマアウォード」2015助演女優賞を!
 

 理知的な冷たさの中に秘められた温かい何かを感じさせる女優だ。



なるほど!と思う日々(350)朝ドラ「あさが来た!」の人気

2015-11-07 03:29:07 | なるほどと思う日々
 朝ドラ「あさが来た!」がまさに、びっくりぽポン!の大人気である。
 
 テレビ視聴率は20%を超えるダントツの一位! その秘密は?

 夫新次郎の夜遊びにもめげず、お家のために頑張るあさ。
 本業が不況のため、炭鉱経営へ興味を示す。
 
 夫は大反対。そのくせ女遊びは絶えない。

 心配した姑はおめかけを画策。
 
 新次郎の遊び相手三味線のお師匠さんをおめかけに囲うことになる。
 美人過ぎる!

 
 大好きな姉はつも、お家のことはおめかせさんに任せてあさは炭鉱経営に専心すべきだとの意外な言葉。

 
 「あんな遊び人は放っときなさい!私が面倒見るから」とイケメンの官吏から言い寄られたとき、あさは「三味線や小唄にうつつを抜かす男がすきなんや!」と思わぬ心の内を吐露する。

 でも納得できないあさは、雨の中家を飛び出て神社の境内へ。
 
 苦悩するあさ。そのとき思いもかけず新次郎が現れる。
 
「オレはおめかけなんか持たない! お前がおらなんだら夜遊びもでけん! オレの心の内にはおまえしかおらん」と告白。
 
 手に手を取って家へ戻る。

 そんな時。家には新たな訪問者が!
 
 九州の炭鉱経営者が来ていた。
 
 妻の決心、夫の決心!
 これからの展開はいかに?
 まさにびっくりポンだ!