昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(513)平成天皇の御代

2018-04-30 05:01:06 | なるほどと思う日々
 今上天皇が退位されるまでちょうど1年となった。
         
 先の大戦で敗戦となったが、天皇制度は維持されることになった。
 昭和を継ぐべき天皇がどうあるべきかについて記した貴重な側近の日誌が発見された。
 
 天皇となるべき皇太子を如何に教育すべきか
 貴重な記録である。
 平成はどういう時代だったか。朝日新聞のアンケートによれば<動揺した時代>だったと言う。
 東日本大震災に代表される不安な時代だった。天皇のお仕事も必然的に被災者のご訪問などが多かった。
 天皇にとってご苦労な時代だったようだ。

 春の天皇賞でレインボーラインが本命を抜き去って初制覇!
 
 しかし、岩田康誠騎士の浮かない顔。
 入線後、彼は下馬していた。
 「馬の右前肢のハ行が気になる・・・」
 軽く済んで、次のレースでも走れるように・・・。




エッセイ(423)最悪の日・囲碁大会

2018-04-29 04:48:32 | エッセイ
 昨日は、大学同窓会「多摩碁慶会」が開催された。
 近隣の我こそはという囲碁の猛者たちが20名集まった。
         
 去年は久々の出席で第2位となりオーストラリアワインをせしめたので今年こそはチャンピオンに、と勇んで出かけた。

 事前には封印していたパンダネットを開いて練習もした。
 
 ところが、最初に対戦した見知らぬ人に大逆転負けを喫した。
 練習でも意識していたわが弱点、イケイケドンドンでわが陣営の不備が突かれたのだ。 
 次に大先輩、第3戦は後輩にも同じパターンで敗れる。

 おまけに夜は足つりに悩まされた。
 
「痛て、いてて!」
 
 両足がつって痛くて寝れやしない。

 大会で早碁のボクは他人より早く終えて観戦するために立っていることが多かった。
 疲れが筋肉に蓄積したのだろう。
 筋肉の疲労、冷え、脱水がその原因だというのだが、冷房なんかしていないから冷えではない。
 水分を補給してまた寝るが、全然治らない。
 筋肉をマッサージしたりツボらしき個所を押してみるがダメだ。
 七転八倒したぜ。

 今は落ち着いて痛くないが、インターネットで調べてみると、このメカニズムは実ははっきりしていないんだと。
 大会で惨敗したのがその原因なんだろう。
 最悪の一日だった。


  





エッセイ(422)猿田彦珈琲調布焙煎ホール

2018-04-27 05:20:35 | エッセイ
「久しぶりで調布に行かない? お天気がいいし・・・」
 珍しく家内から声がかかった。           
 何年ぶりだろう・・・。一瞬断ろうかと思ったが考え直してお供することにした。
 調布駅前はすっかり変わっていた。新しいビルがいっぱい建っている。
 
 清々しい五月晴れだ。

 家内の背中を見ながら歩いていくと、沢山立ち並ぶビルのひとつに誘導された。
 
 珈琲店だ。
 でかい焙煎機だ。他にも大小たくさんある。
 「どうぞごゆっくりご覧ください。コーヒーを焙煎しています・・・」若い女性が寄ってきて説明し出した。
 
 
「猿田彦って神社が、伊勢にありますよね。そこからの由来ですか?」
「いいえ、由来は分からないんですけど・・・」
 久しぶりで若い女性とおしゃべり出来て気分がいい。
 カプチーノとケーキを選択して、マイルドな味を楽しんだ。

 飲み終わったら、家内が珈琲パックのおみやげをしこたま買った。
「東京にしかないものだし・・・」
 何のことはない。彼女の何年振りかの中学の同窓会に持っていくお土産の持ち役として誘われたのだ・・・。
 





なるほど!と思う日々(512)人はなぜ犬や猫をペットとするのか?

2018-04-22 07:05:12 | なるほどと思う日々
 人はなぜ犬や猫をペットとするのでしょうか?
 
 人は群れて生活をする生き物なのだ。
 
 だから現代でも群れを維持して、ペットに物を分け与える。
 そしてペットから幸せを得ている。

 日本には忠犬ハチ公がいたが、
 最近、オーストラリアの老犬がお手柄を立てた。
 
 森林地帯で迷子になった3歳の女児をひと晩守ったのが、オーストラリアン・キャトル・ドッグのマックスだ。
 
 ペットもちゃんと恩をわすれないで、お返ししてくれるんだね!       

 ウチのペットは雀です。
 手乗りになって家族を癒してくれました。
 
 詳しくは左欄の<ペット>でご覧ください。



 

なるほど!と思う日々(511)セクハラはマスコミの格好の餌食!

2018-04-19 05:07:24 | なるほどと思う日々
 証拠があるか! と全面否定していた福田財務省事務次官が辞職した。
 テレ朝が「社員がセクハラ被害を受けた」とばらしたのだ。
 
 米山新潟県知事もセクハラで辞職に追い込まれたし・・・。
 
 
 とかく、男の女に対する性的関心はマスコミの格好の餌食だ。      
 あのかっぽう着姿で「STAP細胞はありま~す」で名を馳せた小保方晴子さんは今でも、マスコミで引っ張りだこだ。
 



 

なるほど!と思う日々(510)中国化するケニア

2018-04-13 07:34:57 | なるほどと思う日々
 <恐ろしき中国の世界戦略>
  
 
 今やアフリカがターゲット!
 
 
 

 ケニアの独裁政権に取り入り、交通インフラのみならず、国民監視システムが導入されて、中国化がますます進む。
 
 
 
 
 新島襄の言葉
 
  「一言をもって人を評定するなかれ。まず、その気質を察し、教育を探り、その境遇と生活の位置とを知り、終りにその非常な場合に処する挙動を観察すべし、酷に過ぐべからず、緻(こまかいこと)に失すべからず。酷評の眼をもって人を見るのはもっとも不幸なるかな」
 




なるほど!と思う日々(509)本音で語る政治家、亀井静香

2018-04-11 04:35:54 | なるほどと思う日々
 久しぶりで本音で語る政治家がテレビ出演したね。
 
「何をいつまでグダグダとやってるんだね。もっと重要なことがあるだろうが!」
「官僚が政治家を忖度するなんて、当然のことだろうが。数多ある官僚の文書の中でゴミ箱に捨てられるものもあるだろうよ・・・」
「森友文書問題なんて、司直に任せときゃいいんだ!」
「官邸の顔色をうかがう政治家ばかりなのは、選挙制度の問題だな。人物が輩出しない」

「安倍さんはいつまでもトランプといちゃいちゃしとる場合じゃないぞ! ちょっとは対決せよ!」
   
「ワシは来月辺り、北朝鮮に行くぞ! 安倍とも相談して…」
 
「北は金を欲しがっとる。拉致問題を解決できるのは安倍だけだろが!」
「政治家はもっと誇りを持て!」
「畏れ多くも天皇陛下は退位される。イギリス並みの皇室になるのは残念!」

 ・・・なかなか言えないことを本音で言う政治家なんて今どき稀有な存在だ・・・

          





 

なるほど!と思う日々(508)西郷どんと犬

2018-04-09 04:47:03 | なるほどと思う日々
 西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか?
 
 西郷は西南戦争で、時の政府に反逆したとされている。
 しかし、彼は内戦を起こそうとしていたのではなかった。
 彼は政府軍の総督・有栖川宮に上申文を出している。         
「今般陸軍大臣西郷隆盛等、政府え尋問之次第有之、出発致し候」
 西郷の目的は<尋問>のための示威行動であって、内戦を起こす気は全くなかった。

 たしかに彼は官僚も含めて当時の政府が利権、金儲けに腐心していたことに怒っていた。
 そこに、西郷隆盛暗殺未遂事件が起きた。
 当時の警視庁の川路警視や大久保利通など薩摩出身の実力者が挑発行為をしていたらしい。
 
「薩摩は独立国みたいな顔をしている」と・・・。

「私の刺客問題で政府に尋問がある」というのが西郷が行動を起こした大義名分なのだ。
 ただ、意図したのは汚職にまみれた政府を、志の高い清廉な政府に変えることだった。
 犬を連れて行ったのも、戦争を起こすつもりのなかった意思表示だ。
 ウサギ狩りをするために何匹もの犬を連れて行った。
 行動途中の食糧不足を補うためだった。

 西郷は和田越の戦いの後、陸軍大将の軍服を焼き、犬を解き放っている。
 
 この瞬間に個人的な<尋問>ではない<戦争>を意識したのかもしれない。

 余談ですがなぜ犬のことを<ポチ>と呼ぶのでしょう?
 
 横浜の外国人居留地でブチ犬のことをバッチ(ブチの模様)と言ったことから始まったのでは?

 (以上、交詢雑誌No.629 仁科邦男の講演より)
 





エッセイ(421)英語落語・鹿鳴家沙夢・壷算

2018-04-08 01:57:12 | エッセイ
 わが親愛なる中学同級生Eさんへ。
 小生が、寸前に階段を踏み外し捻挫し、残念ながら貴兄から誘われた英語落語観戦に伺えませんでした。
 
 貴兄としてはこれが最後だと聞かされていましたが、成功裏に終えられたことと思います。
 <お江戸両国亭>で開催されたんですよね。
 
 今回もこんな感じだったのでしょうか。
 
 あれから10日ほど経ち、足首の方はよくなりましたが、肋骨の辺にまだ痛みが残っています。
 それよりもお伺いできなかった心の痛みが大きい・・・。

 それにしても、演目として<壷算>を選ばれたとは・・・。
 
 「それがこっちの思う壺や」というオチは英語に訳すとどうなるのでしょうか?
 またの同窓会などでお聞かせいただければ・・・。