昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(520)男も怖いけど女も怖い!

2018-05-31 04:34:35 | なるほどと思う日々
 ウエンディ・デンは、希な成功を収めた女スパイだ。
 中国山東省の貧困家庭に生まれ苦学して江蘇省に移住。保証人となる外国人老人が現れ、その保護者の老人とできて、夫人を押し出して正妻に収まるや、すぐさま当該国籍を取得。国籍を取得するや、さっさと夫を捨て香港に出た。
 香港のスターテレビで当時の社長ルパート・マードックに近づいて夫人の座を射止めた。
 世界のマスコミ王夫人として1999年から2013年までセレブ人生。
 マードックは、彼女の不誠実さに気づき離婚する。
 彼女は中国のスパイだったのだ。
 マードックと離婚後、イギリスのブレア首相、ロシアのプーチン大統領にも近づく。
 
 さらに彼女はトランプ大統領の女婿ジャレット・クシュナーに近づきロビイ活動を展開。
 ワシントン連邦議会のすぐそばに「中国庭園」をつくるという未曽有のプロジェクトを推進
 ウオールストリート・ジャーナルは「中国のスパイ基地」だと疑念を呈した。
 たった一人の中国人女スパイが米国政府をがたがたに揺らしていた。(宮崎正弘の国際ニュース早読み、より)

 サッカー西野ジャパンがガーナに惨敗
 攻撃的布陣を敷いて、失点はともかく、無得点とは情けない!      



エッセイ(428)クジャクサボテンが花を開いた!

2018-05-30 02:20:50 | エッセイ
 昨夜、クジャクサボテンの花が開き始めた。
 これまで我が家のベランダの独り天下だった月下美人は、今年はついに朽ち果てた。(去年の月下美人)
 代わりに同じ仲間のクジャクサボテンが夜の花の主役に躍り出た。
 一夜限りの月下美人と異なり、3~4日咲き続ける。


 家内の「花々の画帳」をめくって見たら10年前の記述があった。
 とっても長生きなんだ。




なるほど!と思う日々(519)駅ナカとデパ地下のお弁当対決!

2018-05-29 05:11:15 | なるほどと思う日々
 さあ、今日はお気楽にお弁当対決といきましょう!
 石塚英彦が選んだ東京駅駅ナカの人気お弁当は?
 第5位浅草鉄板亭の 
 第4位伊達牛たん本舗の   第3位築地竹若の
 第2位浅草今半の
 そして、第1位はeashionのが選ばれました。
 それに対して、三田佳子が三越本店のデパ地下人気第一の日本橋いづもやのうなぎ弁当をぶつけてきました。
 いずれもうまそう!
 さて、審査員はどちらを選んだのでしょうか?
 日本橋いづもやのうなぎ弁当を選んだのです! 今のボクも納得! 

 本物の「万人の心を打つもの」
 ここでボクは改めて宮川泰介くんの姿勢を採り上げて評価したいしたい!
 




三鷹通信(264)世代、仕事、性別などの垣根を越えた集まり「ミニミニ」

2018-05-28 06:25:40 | 三鷹通信
 昨日は久しぶりで、世代、仕事、性別の垣根を越えた地元の人たちの小さな集まり「ミニミニ」が開かれた。
 寝坊して、30分あまり遅れて参加したが、すでに熱い会話が交わされていた。
 話題は、年老いての独り住まいを如何に克服するか?
 自分自身の問題はともかく、今は元気で自宅で独り住まいをよしとする親にどう対応するか?
 介護保険でカバーできる介護施設に入居を勧めたいのだが・・・。
 市役所に相談して適切な施設を探すのが筋だが、問題は本人への説得。
 かかりつけ医に相談するとか、本人と家族の話し合いを持つことが、第一のステップとなる。
 焦らず本人をその気にさせることが肝心。

 当面一番この話題から遠そうな、現在大学で勉強中のS氏に話を向ける。
 彼は今市民大学でも経済コースを選択して勉強中だ。
 高端正幸埼玉大学准教授の講座「グローバリズムと税と安心社会」を受けている。
「時代はまさに激変的に変化する中で、こうした高齢者問題を身近にお聞きすることは非常に有意義です」
 若い彼にとっても、日本社会が抱える大きなテーマだという。

 話題は、グローバリズム時代に対応すべき現代の日本社会という大きな問題に論点が広がった。
 SNSの発達で確かに便利になったが、富は一部の企業、金持ちに一極集中の感がある。

 特に日本の課題は、<経済問題>より、<日本の人口動態>だということにも着目しなければならない。
 次回の「ミニミニ」は若いS氏が主宰して問題提起していただくことになった。
 今回の参加者は7人だったが、次回からはさらに多くの方々の参加を期待したい。

 安倍・プーチンの日ロ首脳会談が開かれた。
 しかし、北方領土解決を目指す具体的な進展はなかった。
 世の中甘くはないよね・・・。
 
 
          




三鷹通信(263)日本の文化・ロチと小泉八雲(2)

2018-05-27 05:47:20 | 三鷹通信
 日本に多大な好奇心を抱いたという意味では、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)はロチと同じだったが、ロチのように文明人が野蛮人を見るような上から目線ではなかった。彼は本心から日本を愛した。
 それは、彼の特殊な生い立ちが色濃く影響していた。
 彼は、アイルランドの海軍の軍人だった父と、ギリシア人の母との間に生まれた。
 母は、寒いダブリンを嫌い、暖かいギリシャへ一人で帰ってしまった。
 取り残された彼は叔母の下で育てられた。
 この環境の中で、彼はエーゲ海への憧れと西欧のエゴイズムに対する憎しみを抱くようになる。
 

 彼は20歳の頃、アメリカ行きの船の皿洗いとなりニューヨークに渡る。
 そこからさらに暖かいニューオリンズへ移り、人の良い中南米人と付き合う。
 やがて、彼は文才を見込まれルポライターとして西インド諸島そして、日本へ派遣される。
 1890年(明治23年)日本に到着した彼は、初っ端から富士山に恋する。
 そして、<個人的><人工的>な西欧文明とは異なる<人間的><超自然的>な日本人のメンタリティに敬意を抱くようになる。
「ふと私は道の脇に見慣れない浮き彫り彫刻があるのに気がつく。竹で編んだちっぽけな小屋の中に平たい石版に刻んだ像がずらりと並んでいるのだ・・・それが道路の神様である<庚申の像>であることを見抜いた・・・」
「だが、どの宗教のうちにも神聖さを感じる人がこれらの神々の意味するところを知ったならば、それがどれほど高い美意識、精神的美観に訴えるものであるかわかってくるであろう」
「そして私は自分がいまなお、これら素朴な古い神々、人類の幼年時代の神々を愛する異教徒であることを自覚するのである」

「これら親切で、飾り気もなく、朽ち果てて行こうとしている神々、あれほど多くの悩める魂に安らぎを与え、あれほど多くの素朴な心を喜ばせ・・・」
「あれほど多くの純粋な信者たちの願いを聞きとどけてきた神々の情け深い命を少しでも引き延ばせるならどんなに喜んで私はそうすることだろう」
「いわゆる<進歩の法則>だとか<進化論>だとかにさからってでも」
 
 彼は、庶民の風俗、生活を研究する<民俗学>に注目したのだ。

 やがて彼は出版社との契約を破棄し、松江の中学の英語の先生になり、→熊本→神戸→東京に移り住み日本に関する種々の著作を残し、1904年に亡くなる。 

 イギリスの最高の風景画家と言われるターナー。彼の「難破船」
 好奇心旺盛な昔の人たちは生死を賭けて海外渡航したんですね。




三鷹通信(262)日本の文化・ロチと小泉八雲(1)

2018-05-26 01:28:30 | 三鷹通信
 三鷹市民大学、東京女子大名誉教授大久保喬樹「日本の文化」─他者としての日本─
 近世のヨーロッパが外国に目を向けたのは先ず、18世紀に中近東に対するオリエント趣味だった。エキゾチックなアラビヤ(千夜一夜物語)
 極東の日本に目が向けられたのは19世紀に入ってからだった。そこで対照的な二人の外国人から見た日本を見てみよう。
 ピエール・ロチ
 彼は海軍の軍人であり、トルコやタヒチなど各所に寄りながらご現地妻との恋を題材にご当地小説を書いていた。
 1885年長崎に寄港、結婚斡旋業者を介して日本人妻を娶りひと月暮らし、体験談を「お菊さん」という小説にして、1887年にフランスで発刊大衆受けする。
「・・・そうだ、皮膚の黄色い、髪の毛の黒い、猫のやうな目をした小さい女をさがそう。可愛らしいのでなくちゃいかん。人形よりあまり大きくないやつでね・・・」
「彼女の神々と死者に対する観念のどんなものであるかを、誰がわかるだろう? 彼女には魂があるか? 魂があると自分でも思っているだろうか?」
「私の思想が、例えば鳥の変幻極まりなき想念や猿の夢想などから隔たっているほどに、この娘たちの思想から隔たっているような感じがする・・・」

 ・・・現地妻との恋物語はやがてプッチーニの「蝶々夫人」の下敷きとなる。

 2度目の来日で「秋の日本」という旅行記をものにする。
「聖なる都、京都の中で、私にとって驚きだったのは三十三間堂・・・あらゆる天上世界から抜け出してきた神々が、なにか黙示録的な光景、世界の終末に立ち向かうように並んでいるのだ・・・」
「なんとふぞろいで、変化に富み、珍妙な代物だろう、この京都というのは! ・・・それにしても」なんと広大な宗教遺物置き場、・・・」
 
 そして東京では鹿鳴館について語っている。
「皇族の姫君と侍女一行の入場。・・・どこか異界の住人か、月から降りてきた人々か、・・・」
「なんともちっぽけな、青ざめて血の気の薄い女性たちが二手に分かれて、小人国の妖精のような様子で進んでくる・・・」
「このとてつもない官製のどたばたお笑い芝居に華やかでエキゾチックなおどけの味わいを添えているのだ」
  
 特に「日光体験」が強烈だったようだ。
 宇都宮から人力車で険しい山を登り、華厳の滝から東照宮という<黄金パレス>行き着いた彼の眼には「最も私の心をうった理想的に日本的な光景だった」と述べている。
「神官たちの音楽はだらだら続いている。それはいらだたしいほど単調で、執拗な呪文の調子を帯びているが、いつかはその呪文は効験をあらわし、神秘的な目的を果たすのだろう」
「ここにきて初めて私は、この奇妙な国の心臓そのもの、それも、生気にあふれ、芸術や儀式や宗教などの活力で躍動する心臓に入り込んだという実感を得た」
「ここでは、ほんの一本の線ですら、我々とは深く異質であり、まるで、どこか近所の遊星からやってきた物が我々地球世界とはなんの交渉もないのと同様だ」

 ─続く─
        




なるほど!と思う日々(518)今年のサラリーマン川柳

2018-05-25 05:15:47 | なるほどと思う日々
 今年のサラリーマン川柳が公表された。
   
 なるほど!今の世相をを的確にキャッチしている!

 10年前第1位に選ばれたのは うーん、まるで日大アメフト部のことを詠んでいるみたい。
 10年ひと昔というが、今も10年前も世相はあまり変わっていないようだ・・・。        
 
 ちなみに、お恥ずかしながらボクの川柳を一句。
「バギーカー、かわいいね、言おうとしたら睨まれた」



エッセイ(427)日大アメフト部の犯罪

2018-05-24 04:04:47 | エッセイ
 反則タックルした宮川選手の会見を受けて、日大アメフト部の監督、コーチが会見した。
 内田正人前監督「日本大学に多大なご迷惑をおかけした」
「常務理事を一時停止とさせていただき謹慎し・・・」と言って、日大病院へ緊急入院してしまった。
 井上コーチ
「ケガ発言はしていないが、コーチを辞任する」
 つまりという姿勢だ。
 しかし、という可能性はある。

 善良な資質の、理知的な宮川選手もいわゆるプリゾニゼーション(刑務所化)に囲い込まれてしまったのだろう。
         



エッセイ(426)反則タックルした好青年

2018-05-23 04:35:16 | エッセイ
 日大アメフト部の選手が関学大アメフト部の選手に反則タックルを仕掛けてけがをさせた事件で、加害者である宮川泰介選手(20)が、その経緯と被害者に対するお詫びの会見を行った。
 むくつけき、運動バカかと思いきや、真反対の優しくも知的な好青年だった。
 この事件をひと言で言えば「運動バカの監督の打算のために、彼の良質な倫理的とも言える体質をロボット的、モラルなき組織適応体質に改鋳を強要された事件」だった。   
 彼は今後アメフトら足を洗うという。・・・可哀想にも・・・。

 日大アメフト部の体質を改鋳するのが先だろう、と思うが。          



なるほど!と思う日々(517)チコちゃんに叱られる!

2018-05-22 04:59:23 | なるほどと思う日々
 NHKテレビにナイナイの岡村隆史もビックリの雑学的バラエティーがある。
 5歳のかわいい女の子から問われて答えられないと、「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られるのだ。
 NHKにしては、なんとも痛快でオモシロイ!

 昨日の「ヤブ医者とは?」というのもこの番組から拝借したのだが、「高齢者のことを何故シルバーと言うのか?」というのもあった。
 ご存知ですか? 「高齢者は銀髪?」「いぶし銀から?」違います!
 知らないとチコちゃんに叱られますよ。
 実は、JRが「高齢者のための特別席を」と考えたのですが、何しろ予算がない。倉庫に確認したらシルバーの布が残っていたのでそれを活用したのだそうです。
 そこから由来するんですね。

「刑事をデカと呼ぶのはなぜ?」というのもありました。
 これはムズカシイ!
 明治時代に刑事は街中で目立たないように和装のコート「角袖(かくそで)」を着ていたんだそうです。
 それで、カクソデ→クソデカ→デカとなったんだそうで・・・。