ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

除雪暮らしが始まった!

2021-12-30 11:14:57 | 暮らし

 雪国の人からは、そんなんだれでもだべ、いちいち書くな!って怒られるよな、きっと。

 でも、書きたいんだ、知ってもらいたいんだぜ、この雪と格闘を!

 思いは同じ、フェースブックにゃ、続々雪だより、除雪苦労話が上がってきてる。そうさ、みんな、うんざりしてるから、この苦労、せめて吐き出して、ちょっとばっかしの気晴らしがしたいのさ。

 1週間前に突如やってきた寒気団、なによ、この季節に超一級!って。フツー、12月の雪は、どかっと降っても数日で天気回復、暖かい日差しに溶けて、振り出しに戻る、ってのが常套なのに、図々しく居座ったまま1週間も。昼間も氷点下の厳しい寒さが続いた。

 さすが、お天気様も飽きたのか、昨日今日はほそぼそと日差しも覗いてる。

 それ行け!除雪だ、って、毎日やってるさ、午前中の1時間半。玄関前から道路までの錠口、って漢字あてるらしいんだがどうも常口の方が相応しいよな、と、車庫前のスペースの雪を掃く。

 積雪20センチ以内なら、スノーダンプで道路沿いまで押して、雪の壁を作りってからやおら除雪機出動。道路反対側の田んぼに吹き飛ばす。これ、ガソリンの節約と運動不足解消のためだ。さすがに40センチ積もった一昨日は、すべて除雪機のお世話になった。

 で、これで済むと思ったら大間違い。屋根の雪が落ちて来るんだぜぇ!

 母屋も小屋も屋根の傾斜をきつくしてあるから、雪下ろしは不要、それはいいんだが、その分、降った雪はすべて軒先に落ちて溜まる。こいつらぶっ飛ばさないことにゃ玄関にもたどり着けない。車も出せない。家が埋もれる。

 昨日の暖気で、玄関前は落ちた。雨どいも折れてぶら下がってる。

 曲が家のL字の屈曲部に玄関なんか作っちまってるから、そこは雪崩の巣になってるのさ。この先どんどん積み重なるから、落ちた傍から山を削る。

 小屋の方、落ちてくれよ、除雪機スタンバイ、やる気満々なんだから。なのに、しつこく屋根にへばりついてる。寒さが続くと積もった雪の粘着力?が増して、軒先にまで曲がり込んでくるんだ。頼むぜ、いつ落ちるかヒヤヒヤだからさ。

 母屋の北側は、もう勝手に積もってくれ!状態。春まで知るもんかい。

 で、上を見上げると煙突にこんな長閑な光景もあって、

 なんだかんだ、雪のある暮らし、嫌いじゃないんだよな。

 おっ、雨だぜぇぇぇ!この気まぐれ、そう、これが師走の雪の常道ってってもんだぜ!

 

 

 

コメント
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