ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

キムチ第一弾は?うーん、微妙・・・

2021-12-06 10:19:51 | 食べ物

 忘れてた、今年最初のキムチ、作ったって報告するの。

 まっ、菜の花座の公演もあったし、畑仕舞いもあったし、いろいろあってなぁ、つい後回しになっちまったのさ。でも、書きそびれた理由、忙しさばかりじゃないんだな、これが。

 仕上がりがぁぁ、うーん、微妙?

 不味くはないさ、漬けてから2週間、毎日朝晩欠かさず食べるほどだから。が、美味くもないのさぁ、格別。

 何が失敗だったかって言ったら、唐辛子を粗挽き一本にしたことだな。

 種類がちがうのかなぁ、辛さ足りないし、香りはまるで不足だし、味もあの甘さがない。それ以外の材料は、韓国産のカナリ(いかなご)エキスも使ったし、水飴もどっぱり、ニンニクもだっぷり入れた。いつも汁気多くなってこってり感が物足りないから、大根やニンジンは控えめにした。

 白菜の下漬けも塩を多めにふったので、翌日にゃ水が上がった。その分、塩分濃いだろうから、二度真水に漬けて塩出しもした。

 なっ、準備万端、念入り仕込みだろ。砂糖も一切使わず甘さは水あめだけにしたのも、あの本場もんのとろっとした漬け汁を再現したかったからなのさ。

 やっぱりキムチは唐辛子が決めて、ってことだ。香り高く色鮮やかで甘みもある唐辛子、それも細挽きのもの使わにゃダメってことだぜ。粗挽きはあくまで彩りと味に多様性をもたらすもの、主力は何と言ってもオレンジ色の中辛唐辛子なんだぜ。粗挽きだと、白菜にべったり引っ付いてきても、一緒に食べようって気にならない。ぬか漬けで糠も一緒に食べないの同じこと。ついつい、削ぎ落して食べている。これじゃぁな。

 とろみについては、ネットで調べてみて、理由ががわかった。

 本場韓国じゃ、もち粉や片栗粉、あるいは炊いたごはんをペーストにしたものを糊にして加えてたんだ。それが、あのとろみと照りの秘密だったんだ。なぁるほど!って、作る前に調べろよ!

 本場キムチの秘訣を二つも手に入れた。さっそく唐辛子粉は取り寄せた。キムチ糊はモチ米炊いてペーストにすりゃいいしな。よしっ、任せな、2回目は本格キムチ仕上げてやるぜ。

 さっ、この微妙な1回目キムチ、早く食べきって、本場もんに再挑戦だぜぇぇぇ!

コメント
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