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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

薪材、持ってき放題、取り放題!

2019-06-01 16:44:24 | 暮らし

 先週、イネの捕植をほっぽらかして駆けつけた河川敷支障木薪の無料頒布、軽トラ2台ままるまる運べて、超幸せ!だった。去年は1台限定だったからねぇ、有難いにゃ違いないが、なんか物足りなくて、涎たらしながら薪置き場を後にしたんだ。まだ、こんなに沢山あんのにぃぃぃぃ!余るんじゃないかぁぁぁ?

 って、妬み心で思っていたら、ほれ見ろ、やっぱり余ったんだぜ。今年は、2台と懐広げて、さらに、指定搬出日過ぎて残った分についちゃご自由にお持ちください、だってよ。やっぱな。

 去年の失敗から痛く学んだはずだから、今年は、許可人数も増やしたろうし、大して残っちゃいないだろうな。まっ、有っても細い奴とか一抱えの大物ばかりだろう。それでも、もらえるなら御の字だ。心急く思いでトラックを走らせた。

 ふふふ、なんか、入試の合格発表を見に駆けつける受験生の心境だぜ。あるかなぁ、俺の番号?あるかなぁ、運べる薪?

 鬼面川河川敷、あるあるある!まだ大量に残ってるじゃないか。そこに乗りつけているトラックも7,8台!やっぱなぁ、みんな心待ちしてたんだよ。もらえるなら、もっともっともらいたいってな。この残り具合からすると、4回、いや、5回は運べるぞ。なんと、なんと、超超超嬉しい!

 薪の山脈は3列。手前は今年配布のもので、新しいが節やらこぶがあって、嫌われたものだ。なぁに、君たちだって、可愛いもんだぜ。割るにゃ苦労するかもしれないが、割れなくたって、よくよく乾燥させてそのまま放り込んだっていいんだし。いいよ、いいよ、君も君も、さっ、一緒にトラックに乗っていこうね。今回は時間を気にする必要がないので、丁寧に見て回りながら積み込む。よっしゃ、荷台、満載!我が家に戻っての下ろし方も薪作りの都合を考えて、丁寧に積み上げた。

 2回目。さすがに今年度薪は終了。奥2列は、昨年残って1年間野ざらしになっていたもの。樹皮などはかなりそじて剥げ落ちたりしてるが、なぁに、かえって乾燥が進んでていいってもんさ。持ち上げられるぎりいっぱいの太めの奴を中心に積み込む。さすがに、指定日以降に取りに来る人は、かなり手馴れた人が多い。トラックにブリッジ掛けて、滑車でその上を転がしつつ運びあげてるおじさん。頭、いい!やけに太い幹ばっかり狙ってるので、声を掛けたら、薪割り機械あるから、大丈夫なんだってよ。なんか、もう、薪作りのプロって感じだな。リフター付きのトラックで来てる人もいる。か、と思えば、軽のワゴンに一生懸命詰め込んでる若い衆もいた。みんな、貪欲だ、が、材はたっぷりあるので、どこか和気あいあいとした雰囲気だ。指定日の際の薪争奪戦とはずいぶん違う。

 3回目。積み下ろしも含めて、1往復1時間15分。もう、昼飯時だ。さすがに他には1台きり。選び放題、取り放題ってことなんだが、なんか、心細い。ここで薪抱えたまま倒れたりしたら、誰も助けてくれんぞ。怪我でもした時のために、助手席置いておいたスマホを改めてズボンのポケットに入れて、作業開始。

 な、なんか、上腕と前腕の筋肉が悲鳴を上げている。腕で支えられず、腹に乗せて、やっこらせとトラックの荷台に転がす。いやぁ、なんと筋力、落ちたもんだなぁ。たった2,3台分丸太運んだだけで、痛みが走るなんてな。

 下ろすのも一苦労。あいててて!と呻きつつ、どうにかすべて積み上げた。いや、一番の大物は、持ち上げられず、そのまま荷台から転がり落した。もう1回、頑張るか、って野心は、腕の筋肉痛であえなくぽしゃった。もういい、ずいぶん頑張った。ほれ見ろ、この薪材の山をこれだけありゃ、購入薪、去年の残り物、すべて含めて、十分冬をしのぎ切れるぞ。満足、満足!前回の薪材運搬の時にも書いたが、ここ通るたびに、だらしなく笑みがこぼれるのさ。

 

コメント
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