ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

順調!除草機押し

2019-06-22 10:15:10 | 農業

 公演終わったら、さぁさぁ、除草だぜ。3回目!

 いつもの、ああ、やんだなぁ、しゃぁねえな押すか、が今年はない。嬉々として、は大げさだが、おおそうか、1週間経ったかよっしゃ!程度には心地よく田んぼに向かえる。だってなぁ、上手く行ってんだよ。効果はっきりなんだ。田植えから1か月、押しに押しても、雑草の勢いに押され始める時期なんだが、株間を除けば、ほぼ制圧下にある。もはや手取りしかないオモダカやカヤツリグサも、今年は少ないし育ちも遅れている。つるつるの畝間、いいなぁ、気持ちいいぜぇ!

 田植え直後からのお天気続き、苗も心地よげに根を張ってるから思い切り押せるんさ。ぐぐっと深く押し込んで土をひっくり返せる。田の土も、年々トロトロ度が増してるさなぁ。汗をかき、手に豆作って堆肥撒いて来たお陰だぜ。

 新しい除草機の働きも大きい。去年ついに鬼籍に入った20年越しの除草機は、留め金が壊れて針金で補強、これじゃ舳先の角度も一定せず、ついつい上滑りして、なんじゃい雑草の頭を撫でただけじゃんか、状態だった。が、正しき新品は違う。角度もしっかり固定、爪車も空回りなどぜったいにしない。しっかり食い込んで、草がらみトロトロ土をこね回してくれてる。

 これで畝間雑草は一網打尽だが、土のトロトロ、除草機の威勢の良さもあって、掻き分けた土が株間に押し寄せ株間雑草の上に被さって、生育を妨げている。これ、もしかしたら、株間の掻き取りしないでも済むんじゃねぇか、なぁんて、甘いぜ、それは。でも、あの重たい株間用除草機のお世話にはならずに済みそうだ。

 発芽不良と田植え後水没の危機で危ぶまれた苗たちだが、俄然元気回復、今じゃどこの田んぼにだって負けないぞ、って胸はってる。そうだよ、こうでなくっちゃな。苦労して有機無農薬で育苗してんだし、ポット植えにこだわってんだから。ポット仕立てじゃなかったTさんの苗も、やや徒長気味の生育から持ち直して逞しくなってきている。なっ、有機なんだよ、苗だって。

 ヒトメボレ+満月モチの田は2時間半、これで一日。翌日はコシヒカリの田で2時間、て思惑は外れて午前午後で3時間半、うん、さすがに疲れ出た。残る上の田3枚コシヒカリと黒米を3日目に終わらせて、よっしゃやったぜぇ、3度目の除草機押し完了じゃい!

 しっかりと開帳し始めたイネ、うーん、惚れ惚れするなぁ!ここまで来りゃ、もう大丈夫、寒さも日照不足もへいっちゃらさ。そこが30年肥やし続けて来た有機の田んぼなんだぜ。

コメント
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