ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

もう一頑張り、イネは順調?多分

2016-07-19 08:22:39 | 農業

 朝から田んぼに水を入れている。井戸水は冷たいから水口のイネかわいそう、11度だから、水温。2日に1度、夜間に出して、過酷な冷水浴はできるだけ短くなるようにしている。今朝は特例、Qホー除草をしやすいように深水にする。

 今年は育苗が上手く行ったから、生育はここまで順調!周囲の慣行栽培(農薬・除草剤・化学肥料使用)の田んぼに比べ見劣りしない、いやいや、ずっとずっといい感じ。草丈も伸び、茎の数も十分、このまま行けば、久しぶりの豊作だな。やっぱりイネは、苗半作!先人の教えはズバリ的を射てるね。あっ、つまり、苗の出来で実りの半分は決まるってこと、だから苗作り頑張れよ、っていう叱咤激励だ。

 除草も新しい取り組みが当たった。従来のひっかきタイプの除草機1度押しのほかに、水平にぐるぐるかき回す株間除草機を2度押したら、株間はともかく、畝間はここまですっきりきれいに保てている。なぎ倒すだけかとおもったが、意外と埋め込み能力があったってことだ。それと、1条ごとだから、手間2倍の分、効果も倍ってことかもな。Qホー除草も、草の多い源さん田んぼはすでに2回回った。今は家の前のコシヒカリにかかっている。外からざっと見れば、きれいなもんなんだが、株元はどうしてどうして、オモダカはイネの背を抜く勢いだし、コナギはオオナギ、そんな雑草はないよ、念のため、に近づきつつある。うわべのざっと見に騙されちゃいかん。

 ここで除草終了宣言出したら、稲刈りは、イネ+草刈りの惨状を呈することになる。てことだから、気持ちはもうずいぶん萎えてきてるけど、最後のひと踏ん張り、Qホーで頑張らなくっちゃ。

 太ももにまで達して元気なイネ、これをかき分けつつ進む。いちいちホーを持ち上げて畝間を移動させねばならないので、とてもやっかい、まるっきりはかがいかない。たった4列分の往復に2時間もかかってしまった。朝から晩まで頑張り通す気力はもはや失せているから、せいぜい1日2往復、てことは、・・・・やれやれあと何日かかるんだ?すべての田んぼが終わる頃には出穂だ。穂が出れば諦めもつく。

 あと2週間、我慢の日々が続くってことだよ。

 

コメント
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