ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

生徒任せがなにより!校内公演

2012-02-09 23:52:35 | 教育
 校内公演、無事終了!無事ではないか?いろいろあったから。途中重要な役任されていた1年生が突如退部!?公演日の4日前に演出が急遽出演することになったり、豪雪のため前日は途中休校、当日は午後の米坂線の運転が危ういと、部活動禁止!土日を挟んで三日延期した挙げ句の公演だった。

 でも、この順延がかえった良かったみたい。ともかく稽古不足だったからね。本番予定日と日曜日一回ずつゲネをすることができた。土曜もやるか、かなり悩んだのだが、部員たちも一ヶ月休みなしの稽古を続けてきたし、僕の方も家の除雪が限界に達していたので、休みを取ることにした。

 その代わり、日曜は朝7時半からの稽古。?????何故って、その日は10時から着付けの先生に来ていただくことになっていたし、午後からは『十一ぴきのネコ』の鑑賞が入っていたから、2本の劇を通すとなると、ね、7時半なわけよ。この2回のゲネが効いたのか、月曜日の本番はまずはそこそこの仕上がりで終えることができた。

 置農演劇部でこの校内公演だけは生徒たちだけで作る舞台だ。極力声を出さず、好き勝手にさせている。部員を2チームに分けて2本の芝居を作る。今回は『超・正義の人』と『ぼくんち』の二本。どちらも彼らの身の丈の作品なので、それなりの舞台に仕上がっていた。どうも僕の影響なのか、笑いに走る傾向があって、笑ってもらってなんぼ?の感覚が無きにしもあらずで、本当に伝えて欲しい部分があっさりし過ぎって感じはあったが、まずは40名ほどの観客にも満足してもらえたようだ。

 何よりだったのは、いろんな苦難を乗り越えてやり遂げたっていう達成感かな。たとえ拙い舞台でも、自分たちだけで仕上げたことの満足はひとしおだったようだ。喜びにあふれかえる部員たちを見ながら、僕が主導の普段の活動にももっと生徒たちの自主性を取り込まなくちゃならんなとも感じた。今更だけど。

 
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以上は『超・正義の人』
下は『ぼくんち』




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コメント (2)
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