たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

Best Friend's Girl

2010-10-28 01:32:14 | Weblog
 信頼関係は、きっと、優しさから生まれる。
 でも、その優しさを提供するためには、必ず、自分が損しないといけない。自分が損しない程度の優しい行為は、全部、仕事だったり、当たり前のことだったりするだけだ。

 ただ、自分が損するってのは、そんなに深刻なことじゃなくて、本当にちょっとしたことで出来る。ちょっと歩み寄ったり、自分が他の集団に対してちょっとだけ恥ずかしいとか、自分に対しての本当の意気込みから嘘をついたり、そんなもんだ。

 そんな、ほんのちょっとの譲歩が、結構、できない。
 上の人に何か言われたり、同期でも何か言われたりするのは、許されるのならば、避けたいし、何より、自分の信念みたいなのを曲げるのはイヤ。だけど、きっと、時が経てば懐かしい思い出に変わるような、ありふれたことで、どうでもイイ事を、大切なこと以上に大事にするのは、無駄な気がして。

 行く先の無い情熱を持ちながらでも、その副産物だけで、かなりのホンモノを手にすることができる。
 ふっと、そこで自分が一歩引いて譲歩することで、そっと、演技したり本音をばらすことによって、もっと、大きな一歩を踏み出せる。しかも、自らの力で動いたことにもなるし、余計な感謝の気持ちをもらわなくて済む。
 んね?優しさは、感謝もされない、損する行為、であってるでしょ?

 こういう行為をしてくれた人が周りに多かったから、俺もここまで楽しんで来れた。方向性を持たない情熱だったのに、いつしか、心から、はしゃいで話せるようになっていった。
 今度は、俺自身が、それを還元すべきだと思うし、演技力は、こういう事に使うから意味がある。口にしたらその途端に消えちゃいそうな演技は、全部、要らないのかもしれない。

 見た目よりずっと臆病だから気づかれたくない、ってのは、あるだろうけど。

 (三代目J Soul Brothersのデビュー曲となった「Best Friend's Girl」。オーディションの課題曲が松尾潔の作詞・プロデュースって、10年前とやってること変わんねーじゃん、っと思ってたけど、それこそ「最後の夜」よりも良いかも。最近、この曲ばっか、聞いたり、ピアノで弾いたりしまってます(原キーのG♭調は黒鍵ばっかなのでF調で(笑))。
 なんか時間が経つと、色々と変化する曲だなっという印象です。最初聴いた時は、またこういう微妙な恋愛の曲を書いたのかっ、っと思ったんですけど、フルで聞いてみると、また違う印象を受けました。
 実は、すごく純粋な気持ちを歌った曲だと思います。「Best Friend」がヒトに限らないならばーぁ♪)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 罪作りな視線 | トップ | 明日世界が終わるなら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事