たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

せめてもの罰

2016-07-12 01:26:08 | Weblog
 何か厳しいことを言われたとしても、何かの不満を言われたとしても、それをそのまま受け取ってはいけない。
 もちろん不条理だとか権威主義を前提とした言葉であれば無視して良いのだが、そうではない場合、なにくそ、と思ってなんぼである。

 「何かを言う」ってことは、それだけ意識を向けているってことだし、期待しているということ。このネコパンチに本気でイライラしてしまうなら、少なくとも俺の周囲からはさっさと去ってしまえば良いと思っている。あなた一人がいなくとも、俺はまったく困らない。
 別にすぐに改善を求めているとも限らないじゃないか。ちょっとずつでイイ、昨日よりも一歩、ほんの少しでも、進捗していれば、それでいいと思う。

 ただし、「何か改善を求める」行為をして、誤解であれ本当のことであれ、相手が傷ついてしまえば、言葉のトゲはいつまでも残るということも同時に忘れてはいけないと思う。
 だから俺だって、好きな相手に対しては、細心の注意を払うし、そのどうでもいいトゲでその一瞬だけでも傷ついて欲しくなかったりするのだ。そうしてたって、何かでイライラさせたり、知らない間に傷つけていたりする。いや、どうでもいい人がどう傷つこうが考慮してらんないんだけど(それをやりだしたら何も言えなくなる、、まぁ本来それでいいのかもしれんが)、そのせいで何かの発展が数ヶ月、下手したら数年も先延ばしになってしまうことだってあるわけだ。

 でも、その覚悟を背負ってでも、言わなくちゃいけないシーンもある。
 嫌われてでも、より良くしたい。気持ちにトゲが残ってしまったとしても、相手にとって、この状況を後々悔やむリスクが残ってしまうくらいなら、よっぽどそっちのほうがいい。

 こう思える気持ちこそが本当に好きだということだと思うし、俺が享受できるせめてもの罰なのだと思う。
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