たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

アドバンテージ、俺ら!

2010-09-04 04:44:19 | Weblog
 『それは、大丈夫なの??』
 「別に…。」
 『(おめーは、沢尻か。笑)』
 「だって、結局、そういう人間関係とかを学ぶもんだって、割り切ってるから。」

 言葉を心の中に飲み込むってのは、難しい。
 「割り切る」という言葉を使っているうちは、完全には割り切れてねーってこった。本当に割り切れてるんだったら「学ぶもんでしょー?」の語尾になるはずだし、言葉をちゃんと心の中に飲み込んでるなら「割り切れたらイイのにね。」って言うはず。
 本当の感情は、言葉の端端に表現される。心に飲み込んでない、聞こえのイイ理想的な言葉や思考しただけの言葉を、いくら吐き出しても、俺には届かねーぜ?

 キレイゴトやその系の理想モデルの話をしているのと、現状を考えた上での改善点を語っているのと、きちんと分けていない人は、とても多い。

 「だって、彼は先生なんだよ?そんなこと思ってるはずないじゃん?!」

 そう思わないことは、先生と呼ばれる立場上、確かに、理想ではある。だけど、現実として、そう思ってしまうようなダメなヤツだとしても、先生になれちゃうじゃんか。
 みたいなね。

 それはただの理想であって、言葉に騙され、そんなこと心に飲み込めてないくせに、こっちに押し付けようとしてくると、、ごめんね、、めんどくせー、本当に馬鹿なんだな、って思っちゃうのは仕方がないっしょ。

 当たり前だけど、理想だって、本当に飲み込んで、発言しているんだったら、構わない。理想だと、最初に断って、話し始めるのも良い。
 言葉にしてしまうと、飲み込んでなくても、っぽいっしょー、みたいな感じで、騙されてしまう人達が多いから、いけないんですかね。
 って、これ自体も、理想的な話なのですが。笑

 ただ、そんな言葉を浴び続けても、少なくとも、きちんと解析しようとはしていたのに、純粋さのカケラを集めることができないのは、不甲斐ないですね。
 そこにだけ、感情ではない、手法や思考が絡んでくる。誰かとのインタラクションを考えない限り、感情だけでは、決して超えられない領域を、感じとることはできない。

 『うーん、なんか、その時、俺も一緒にやらなきゃな、って感じた。』
 「えー?!どうして?」
 『なんかだよ、なんか。もし、あの時、んじゃー、やってみればー?、みたいな感じだったら、むしろやる気にならないと思うけど、俺にその仕事をやられちゃうことが、すごくイヤみたいだったから、なんかね。』
 「なるほど。誰がやっても同じ仕事のはずなのに、、だから、なんかある、と、思ったわけか。」

 解析ってのは、誰かとのインタラクションが絡まない限りは、意味が無いのかもしれませんね。
 アドバンテージに立ちたいなら特に。
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