たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

STILL LAUGHIN'

2013-07-30 02:42:21 | Weblog
 理想を実現することは、理想を思いついている限り、可能だ。
 気持ちを拾い続けることを俺が諦めてはいけないし、それだけが、他のどんなに評価されることよりも、意味があること。

 みんながみんな、小さい頃から、無念な思いをしてきてしまっている。それをどれだけ今から拾えるかが勝負だし、完全に諦めきってるダメな大人に、その意味を感じさせることが俺の使命だと思う。
 理想を実現できるわけがない、どんな場所でも気持ちは無碍になっているし、それが社会だ、っと論理の使い方を間違えて先回りしている大人も、気持ちを予想外に拾われて、どうしたらいいのかわからなくてポカンっとしてる子どもと等しく、可哀相なのだ。

 だって、些細であれ繊細な気持ちをすべて拾われて、愛情いっぱいになれる空間や集団形成を、一度も経験したことがないということなのだから。

 そこに対して、言葉を上手く選びながら、心にうったえかけながら、演技力まで使って、気持ちを拾うことの重要さをわからせるのは、並大抵の努力では達成されない。
 でも、俺はそれを目指しているし、そういうことをし続けることにしか、価値が無いと想っている。

 子どもは嬉しければ、自然とスキップすることができるし、信じられないくらいとてつもなく純粋な笑いを顔に宿すことができる。それは、目の前に幸せがあり、楽しさが存在していることを、強く願っているからだ。
 大人は、嬉しくても隠すし、純粋な笑いなんて、月に一度あればイイほう、なんて人も多い。それは、幸せは(結婚したら、老後は、など)比較的遠い先にあって、目の前の楽しさを信じられないからだ。

 幸せは、常に、身のまわりの目の前にある。こうなったら幸せ、なんて、ありえないのだ。

 子どもの頃のまま、今、目の前にあるものから楽しさを見出そうとし続け、気持ちを守れる人になる為には、気持ちを気持ちで感じとりながら、拾える気持ちをすべて拾い、誰に何と言われようが、無念な想いをさせないように、最大限努力することが大切だ。

 そうすれば、いばらのしげみで、毎日笑い続けることができる。

 TDL 「スプラッシュマウンテン」 より Zip-A-Dee-Doo-Dah
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