たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

やってみなはれ

2011-03-25 00:38:05 | Weblog
 周囲の経験者にどんなことを言われても自分が最初に正しいと思った事を信じ抜く手法と、経験者の意見をとにかくそのまま実行し後でそれらの言葉を飲み込む手法を、ケースバイケースで、きちんと使い分けられるようになっていかないといけない。

 でも、それは「俺らは」であって、例えば高校生なんかは、とにかく、自分が思った事を信じて実行し、ぶつかっていって欲しいと思っている。

 だから、相手がどこまで気持ちで押し通せるのか、試してみたくなる。自分の経験からの意見をきちんと言って、それでも屈しないところを見てみたいのだ。
 俺をちゃんと論破できても、できなくても、相手の信じた手法で。。じゃないと、後悔するし、それこそ、俺が言ったまんまやっても、双方つまらないし、それで失敗しても俺は責任を持てない。いきなり海に放り出すようなことをしなくても、確実な安心感の中で、自分で考えて能力をつけていくような能力を得させることは、必ずできるのだ。

 自分が信じたことで、なら、たとえ、小さく失敗しても、大きく失敗しても、何回でも立ちあがれるけど、他人に失敗させられたら、立ちあがるのは難しいかもしれない。どーせ、権威で、誤魔化されるから。
 そんなら、自分が信じてることで貫く方がイイでしょ?若いうちは。

 そして、もしも、自信の中で失敗しちゃったときは、「ほら、だから言わんこっちゃないっ。素直に経験者の意見を訊け!」と言わず、優しく、次の打つ手を一緒に考えてあげられる、それこそが、経験者を一歩超えた、教育者としての技量だと思う。

 だから、頑固にならないように気をつけて、俺も、「やってみなはれ」と言っていこうと思う。
 俺は教育者になる気は無いけど(笑)、その側面は、どんな場所でも必要でしょ?

 (注:僕はサン○リーのまわしものではありません(笑))
コメント
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