ぐるっと回って、元に戻ってくることは知ってても、いったい、このバスはどこに向かっていくのだろう?
「バッグは膝に、本は背中に…。」
いいなー、近い子は。僕は1番最後から2番目だから、とても長い。1時間?って、長いんだね。
なんだかよくわからないけど、気ままに話してたら、この人は喜んでいるみたいだ。あとで調べておくとして、とりあえず、本当に笑っているみたいだから、いっか。もっと、同じこと言ってあげよぅ。
きっと狭いこのエリアを、広く感じながら移動する。もし、間違えたところでボクが降りちゃって、よくわからなくなっちゃったら、誰か助けだしてくれるのかな?それとも、最初は自分で歩いて、交番とかで居所や名前を言わなきゃいけないんだろうか?ずっと前に、レストランに寄ってもらった事があったけど、あれはあれで、危ない瞬間だったのかも。
そうか、そうなっちゃうと、大変だし、イヤだな。怖さを感じながら、降りなきゃいけないところで、ちゃんと降りないと。
もう2月。そろそろ、このバスともお別れ。
たくさんの歌を覚えているけど、毎日のこの習慣が無くなってしまうと、頭の中だけで覚えていなきゃいけないのか。ずーっと覚えてられるかな?
お別れのときに、CDとか出しておいて欲しい。したら、ずっと覚えていられる。ずっと、カワラナイデ…いられる。
別に新しいところになんか、行きたくない。ここでの想いを一番大切にしながら、これからも生きていく。本当は、ずーっとこのままがイイな。別に場所を変える必要なんて無いじゃないか。このまんま、毎日同じところで、毎日同じ子たちと…。それなりの年齢になったら、ここでお仕事もすればイイ。なのに、なんで??
あれから、数え切れないほど所属が変わり、数え切れないほどの場所と関わり、いくつも、自分の中では、成功してきた。理解ではなく、納得してきた。自分の足で、その場所を回れるようになり、もっともっと大きな世界で、大きな場所で、すごい人達と、対等に扱われるようにもなった。このまま終われない。
気づけばいつか、見える明日、どんな一歩も無駄にはならなかった。変換点で、バカにされても、悲しくなっても、いくつも過去の場所の逃げ場を作っておくことで、どうにかなった。ここで歩み続けようっと思った頃には、また次の場所へ。
残るモノこそホンモノだと思うから、それでいいや。だって、自分自身を信じているし、すごく大きい意味合いとして、「なるようになる」。根本はいつだって、どこにいったって、カワラナイ。カワレナイヨ。
何が根本か。それは、現役の子供たちを見て、自分自身と重ねれば、よくわかる。
【ねぇーぇ、おとな?子ども?】
『え?うーん、どっちだろう?中間かな?』
絶対わからないだろうけど、この子たちが想像するであろう時間軸における中間ではなく、キメラの中間だ。
【じゃぁさ、けっこんした?】
『えー、してないよ。』
【じゃぁ、子どもだね。】
マジで?!(笑)そんな簡単な定義があったのか。
どうでもいいけど、この子の15年後くらいが、すぐ想像できる。なんとなく、人生なんてぜーんぶわかってます、なめきってます、みたいなのを全面に押し出した、女の子になりそうだ。
って、決めつけちゃいかんな。だから、あなたも、決めつけないで。
【どこそだちっ?】
『え?なんで?』
【こないだ、『なんぼ?』って言ってたから。】
『あぁ、それ、俺のクセ。算数やってるとき、俺のせんせーがそうだったから、そうなっちゃって。』
【だからさ、いいから、どこそだちなの?】
あくまで、信用してない。案外、疑い深いな。
【っていうか、なんで、かみ、そめたの?】【かっこつけって、言われない?】
『おめーらは、それしかねーのかよ。(笑)』
この子たちは、きっとすぐに俺を忘れてしまうだろう。だけど、潜在意識の中にある根本に関わっているのに違いはない。
能力よりも感情の部分。誰か、22歳からでも、感情を成長させる方法を知らないですか?
根本どころか、そういう系すら、ほとんど変わっていないことに、気がつくことを恐れていた。
「バッグは膝に、本は背中に…。」
いいなー、近い子は。僕は1番最後から2番目だから、とても長い。1時間?って、長いんだね。
なんだかよくわからないけど、気ままに話してたら、この人は喜んでいるみたいだ。あとで調べておくとして、とりあえず、本当に笑っているみたいだから、いっか。もっと、同じこと言ってあげよぅ。
きっと狭いこのエリアを、広く感じながら移動する。もし、間違えたところでボクが降りちゃって、よくわからなくなっちゃったら、誰か助けだしてくれるのかな?それとも、最初は自分で歩いて、交番とかで居所や名前を言わなきゃいけないんだろうか?ずっと前に、レストランに寄ってもらった事があったけど、あれはあれで、危ない瞬間だったのかも。
そうか、そうなっちゃうと、大変だし、イヤだな。怖さを感じながら、降りなきゃいけないところで、ちゃんと降りないと。
もう2月。そろそろ、このバスともお別れ。
たくさんの歌を覚えているけど、毎日のこの習慣が無くなってしまうと、頭の中だけで覚えていなきゃいけないのか。ずーっと覚えてられるかな?
お別れのときに、CDとか出しておいて欲しい。したら、ずっと覚えていられる。ずっと、カワラナイデ…いられる。
別に新しいところになんか、行きたくない。ここでの想いを一番大切にしながら、これからも生きていく。本当は、ずーっとこのままがイイな。別に場所を変える必要なんて無いじゃないか。このまんま、毎日同じところで、毎日同じ子たちと…。それなりの年齢になったら、ここでお仕事もすればイイ。なのに、なんで??
あれから、数え切れないほど所属が変わり、数え切れないほどの場所と関わり、いくつも、自分の中では、成功してきた。理解ではなく、納得してきた。自分の足で、その場所を回れるようになり、もっともっと大きな世界で、大きな場所で、すごい人達と、対等に扱われるようにもなった。このまま終われない。
気づけばいつか、見える明日、どんな一歩も無駄にはならなかった。変換点で、バカにされても、悲しくなっても、いくつも過去の場所の逃げ場を作っておくことで、どうにかなった。ここで歩み続けようっと思った頃には、また次の場所へ。
残るモノこそホンモノだと思うから、それでいいや。だって、自分自身を信じているし、すごく大きい意味合いとして、「なるようになる」。根本はいつだって、どこにいったって、カワラナイ。カワレナイヨ。
何が根本か。それは、現役の子供たちを見て、自分自身と重ねれば、よくわかる。
【ねぇーぇ、おとな?子ども?】
『え?うーん、どっちだろう?中間かな?』
絶対わからないだろうけど、この子たちが想像するであろう時間軸における中間ではなく、キメラの中間だ。
【じゃぁさ、けっこんした?】
『えー、してないよ。』
【じゃぁ、子どもだね。】
マジで?!(笑)そんな簡単な定義があったのか。
どうでもいいけど、この子の15年後くらいが、すぐ想像できる。なんとなく、人生なんてぜーんぶわかってます、なめきってます、みたいなのを全面に押し出した、女の子になりそうだ。
って、決めつけちゃいかんな。だから、あなたも、決めつけないで。
【どこそだちっ?】
『え?なんで?』
【こないだ、『なんぼ?』って言ってたから。】
『あぁ、それ、俺のクセ。算数やってるとき、俺のせんせーがそうだったから、そうなっちゃって。』
【だからさ、いいから、どこそだちなの?】
あくまで、信用してない。案外、疑い深いな。
【っていうか、なんで、かみ、そめたの?】【かっこつけって、言われない?】
『おめーらは、それしかねーのかよ。(笑)』
この子たちは、きっとすぐに俺を忘れてしまうだろう。だけど、潜在意識の中にある根本に関わっているのに違いはない。
能力よりも感情の部分。誰か、22歳からでも、感情を成長させる方法を知らないですか?
根本どころか、そういう系すら、ほとんど変わっていないことに、気がつくことを恐れていた。