たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

秋葉原の事件について

2008-06-11 00:30:36 | Weblog
 色々な事情から、今日までこのページで話さなかったが、秋葉原の事件については、相当、動揺している。悲しくて、怒りを感じ、どうも言葉にしてしまうと、それだけになってしまうのがイヤだけど、事件のニュースなどで、かなり心を乱した。この事件は、何故か、まったく他人事に思えない。
 そんな、まだ話したくない内容を、今日、英会話の授業でふられた。今は本当に話したくない内容だから、その話題には何も口にしないどころか、頷くことすらしなかったが、またそこでさらに怒りを感じたりもした。

 そのあと、そんな鬱な想いにさせるモノから逃げるために、無機的な計算や物理などばかり考えてた。疲れてるし、風邪もひいてるから、ちょうど逃げやすかった気もする。
 生物学はこんなときダメだね。生命のワードが出てくるたんびに、色々なことを思い出してしまったりする。生物学が、「頭」のみじゃなくて「心」でも語らなきゃいけない事は、良い部分であり悪い部分でもあるなっと思った。
 
 でも、いつまでもイヤがってもいられない、徐々にでも事件について考えなきゃいけない、思わなくてはいけない。ただ、今言えるのは、想像を絶するほどの残酷な事件を、たかが1年や2年考えたくらいじゃ、全然その残酷さから学び取っていないだろうって事と、俺みたいに事件に直接関係のない人間は、その事件から何かを学び取る事しか結局できないのに…という事。
 いつか、いつの日か、口を開ける日がくるのだろうか…。
 とにかく、この事件については、まだ語りたくないし、語る資格が無い。ただ、関心がないのではない事を記しておく。

 この世界が、少なくともこの日本が、毎日楽しく、みんながみんな笑えて、安全である、そんな風になることを、願ってやまない。
コメント
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