たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

問題を頭に飼うこと

2008-06-05 00:07:34 | Weblog
 絶対、大学受験生よりも勉強してると思ってる高橋です、どーも。あ、「一般の」ってのが、大学受験生の前につくけど。少なくとも、自分が受験生だった頃よりは、日々、勉強してます。えーっと、過去記事みてください(笑)。

 予備校時代、数学の先生が、よく、「高いレベルにおいて、わからない問題に出会ったら、その問題を頭の中に飼っておいて、いつでも考え出せるようにして、1週間くらいは考えてみましょう。考えた時間分だけ、数学の実力になります」っと言っていた。それを、受験生時代にも多少はしたが、もう今はずーっとそれだ。
 むしろ、すんなり「はいはいはいはい、わかりますわかります、んで…?」ってなことは、限りなく少ない。それだけ高級なものを扱ってるんだと思うが、あの頃、あの先生は、理系の生き方を教えてたんだと思う。しかも、問題を常に頭から引き出せるようにしておくってのは、ほとんど研究なんじゃないかとも思う。

 理系受験生は研究者であれ。ってのを暗に示していたのかも…っと思うと、何年か経った今、また彼を尊敬し直したりする。

 もちろん、今も、いくつもの問題を頭の中に飼っている。少し紹介してみよう。
 
 「ビリアルの定理の調和振動子における具体例」
 「磁場の強さに依存したヘルムホルツの自由エネルギーの導出方法」
 「非線形力学について、パラメータ共振について」
 「MO法とVB法について」
 「テロメラーぜの振る舞い、DNAポリメラーゼについて」
 「ラセミ体、メソ異性体について」

 時間に迫られてるものだったり、すぐ解決できるんだろーけどやってないこと(笑)など、様々。たぶん、自分でも気がついてないだけで、もっと沢山あると思う…。ってか、学問に限ってる、もっと実質的な問題を飼ってたりもするしね…。

 そんなわけで、夢の中までも「問題」君が登場したりする。
 スピンの夢を見たり、錯イオンの夢を見たり、定性分析の夢を見たり、英会話の夢だったり、逆格子ベクトルの夢を見たりする。

 いや、イイんだけど…、もっと、夢のある夢を見たいです…w
コメント
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