ニヨンに帰っても時間が早いと言うことで、今日はスイスの首都、ベルン観光になった。
ベルン駅に着くと、駅構内に警官がいて封鎖の紐が張られてビール缶などが散乱している。昼まで封鎖とのこと。
何事ならん!と思ったが、地上に出たらばサッカー場で上がるのと同じ歓声が、どこからか湧き上がり、すぐにサッカーの試合によるものだろうと判った。
道を進んだらば、赤いサポーターが左手、青いサポーターが右手と別れて陣取る広場に出た。赤い多勢のサポーターが盛り上がっていた。地元チームがチューリッヒチームと最終戦を行うのだとか。
国会議事堂、かの有名なスイス銀行、大聖堂、アインシュタインの住んでいた家などを見て、世界一幸せな熊が住んでいると言われる牧場へ。熊はベルンのシンボル。
そこから、更に歩いて行く人と別れて、俺は何人かと昼飯場所を探しならば駅に戻ったが、良さそうな店はサポーターで一杯。俺以外はケーキ屋に入ったが、とても食べる気持ちになれないので駅近くに1人で戻ったらば、また歩行が規制され、回された場所は、先ほど2、30名だった青いサポーターが群衆となって群れていて歩けないほどになっていた。
どこの国も若者は同じで、ところ構わないゴミや空き缶の散乱、放尿、何とか人を掻き分けて駅に辿り着いたが、とうとう昼飯は抜きなった。ツアーなのだから、昼飯くらいは場所を決めるのが当然なのにと腹が減るのを忘れるほどに腹が立った。
ベルンの街は美しいが、印象は最悪だなぁ。