桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

旅での思い

2013-05-19 | Weblog

俺は団体旅行は向かない。自分の好きに行動したいタイプだし、みんなに合わせてというのが苦手だ。
良く刑務所での集団生活に耐えて来たものだと、改めて感心した。
昨夜、公式ミーティングで発言時間が長かった人たちの理由も、初めて知った。今回、公式ミーティングに参加したNGOは8団体。発言者は11名。つまり、我々だけが3名、発言したわけで、時間としては、他の団体よりも多く使っていたらしい。
すっかり誤解してブログに書いたが、こういう勘違いも多い俺だと、異国の地で思う朝。今朝は残念ながら雨。アイガーは雲の中に隠れたままだ。
もう1つ。
このホテルは作りが堅牢らしくて、他の部屋の音は、殆ど聞こえないが、今度は外からの騒ぎに目覚めさせられた。
午前1時過ぎらしいが、ホテル前にある、何だか用途の判らない小屋に若者が集まり、音楽を掛けて騒いでいた。幸い、1時間くらいで退去して行ったが、どうも今回の旅は、この手のことに出会う旅かも知れない。

グリンデンワルト

2013-05-19 | Weblog

俺は、人の話を良く聞かない。説明したのかしなかったのか、判らないが、目的地に近くなるほど、右手のアイガーが大きくなる。
そして着いたグリンデンワルトはアイガーの下にある駅だった。
心配した雨も降らず、スッキリと全貌!とまでは行かなかったが、アイガーも眺められたし、降り始めた雨に虹が掛かったのも見た。天候には恵まれたが、体調は最悪。なぜか声が出なくなってしまい、微熱も続いている感じだ。
今朝も、喉の奥まで、腫れが深まった感じで痰が出る。きっと疲れが、この体調に現れたのだろうから、日本に帰ったらば、少し休むつもりだ。

観光へ

2013-05-19 | Weblog








地元の観光ガイドの宮村さんの案内で観光に出た。
目的地はグリンデンワルト。ニヨンからローザンヌ、ベルン、インターラーケンと乗り継いでの旅は、スイスの風景を堪能した。
インターラーケンでは途中下車。昼飯を食べた後、ハーダークルムと言う1400メートルほどの山にケーブルカーで登り、有名なアイガー北壁などの山々を眺めた。
インターラーケンの街からハーダークルムまでは600メートルほどだが、日本の山よりも峻険なせいか、ケーブルカーの角度は怖いほどだった。