桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

みんなで語れば怖くない

2013-05-15 | Weblog

いあやあ次々と政治屋さんの放言が続くねえ。

芸能人は歯が命、政治家は言葉が命。判ってないねえ。

安倍、橋下、高市、次々と国際社会に敵対する放言を続けている。

底が浅いと言うか、認識力が弱いと言うか、鑑識力が歪んでいると言うか、何んと言って良いか判らないが、これが日本の政治家だ。

アベノミックスで人気は上々のようだが、本当に皆さんにはアベノミックスが良いの?

経済語るときは「国際社会の一員」と良く言うが、こういう戦時中の問題になったり、人権問題になると、なぜ日本独自の独善思考になってしまうのだろう。

俺は、明日からジュネーブに行く。拷問禁止条約委員会の日本審査があり、国際社会の求める「人権条項問題是正」に付いて、ここでも日本政府は「日本独自」を語るし、嘘も語るので、少しでも真実を委員会に伝えるために行く。

悪いことは悪い。生き神様・天皇の時代は、神であるゆえに「間違った」とは言えない時代だったし、神には逆らえない国民には人権のない時代だったが、もう、そんな時代ではないだろう。「自民党憲法」で、人権のない時代を作りたい人は自民党や維新を支持して良いだろうが、国際社会に相応しい日本にしたいよね。