桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

無事に帰国

2013-05-24 | Weblog

チューリッヒ空港でブログを書き、メールをやっていたらば、また発受信が出来なくなった。
昨日の午後、チューリッヒ空港を発って成田までの11時間半余り。正直に疲れた。
行きのルフトハンザと食事が違うとは聞いていたが、ハッキリ「マズイ」と言える食事が出た。あれでは経営危機も当然だな。
日本時間に合わせて寝ようとしたが、それもウトウトしたのみだった。
何とか無事に帰国出来てホッとした。
次の外国は、果たして、どこにやりますか。

帰路

2013-05-24 | Weblog


今朝は5時半にモーニングコール。
事前の話では、ホテル側が用意したサンドイッチ程度を食べて出発だったが、朝食を準備してくれ、何時もと同じに食べられた。
俺のサンドイッチは苦手。持参したカップ麺を食べ、フルーツと牛乳だった。
ホテル出発は7時過ぎ。大した混雑もなく空港に着き、ツアーコンダクターの宮村さんの手引きでチェックイン手続きをしたが、自動の、そのやり方が面倒で大変だった。
ジュネーブ空港からチューリッヒ空港までは1時間程度。アッという間に到着し、今、乗り継ぎゲートで時間待ちだ。
こうして委員会に傍聴に来て、それがどんな成果になるかと言われれば答えはない。だが、あの日本政府の「憲法が拷問を禁止しているから拷問はない。この法律があるから大丈夫」と、白々しく答える内容を聞くと言うのは、絶対に無駄ではないと確信出来る。
この前、誰かが言っていたが、どのような勧告があろうとも、実際に日本の司法を変えるのは日本人自身だ。帰国して頑張るしかない。