職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

ディタッチメント

2007年12月14日 | ヤスさん日記
仄暗いココロの淵から覗き込んでみると
その深淵の底に見えるのは
深さ以外にはなく
自分の立ち位置からの踏み出しは
ありきたりや
あたりまえやを通り過ぎます。

日々があるというなかでの
新しきこと
それに出会うということが
本来の道に通じていることだなと。

観ている
見えている
と思っていることが
いつの間にか
距離をなしている
ということもありますが
その必然性に於いて
また踏み出す覚悟が出来るものでしょう。
それは物質的距離や
現在の時間単位や
今感じうるもの越えて。

一足飛びに
再びの道を踏みしめてみると
また新たな広がりを見せてくれたり
省みの中から軌道を修正してみたりと。

その無為さ
その無記さ
ただそこに在るということが
その瞬間の中に広がっている空気が
たくさんのコトを教えてくれるようです。
感覚に響いたものをカタチどってゆく
あまりにもsimpleで
誤解を招きやすいことなのでしょうが
その先にあるものを信じていたいなと。

あの時はどんなときだったのか
みんなが見守ってくれるなかでの日々
つかまり立ちをしていたあのときや
それを手放したときの足の運びは
不自由な中で懸命にバランスを保ちながら
自由な振る舞いができるように
懸命な自分だったのかなと。

新潟の青空は貴重です
それをいっぱいに吸い込んで
また新しい朝を迎えたいな
と思う職人なのでした。
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