職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

星空旅行

2007年12月16日 | ヤスさん日記
星空の中でのライブ
人間が創りだしたものの素晴らしさ
それを求めるということが
自然の中には無い美しさで投影される時
人間が持つ美しさが現出するのだなと。

自然は自然としての美しさを
人は人としての美しさを

大きな災害をもたらしたり
雨粒のひとつひとつまで生きていたり
腹を立てたり
全てを包み込む優しさだったり
太陽と月
光と陰が昇ったり沈んだりと。

太陽の近くに居る星座が
その月の星座
大きな光の近くでは見えないとしても
そこに在るということが
その月の星座と言うこと
なのでしょう。
太陽に寄り添うように居る神話のモノたち
存在を主張しなくとも
それが司っているということが
ステキだなと思う今日この頃。

流れ星に願いをかけるのは
それが消えてしまう運命に在ると言うことを
魂の奥底で感じているからかもしれませんね。
「かささぎの 渡せる橋に おく霜の
 白きを見れば 夜ぞ更けにける」
きっと雲の向こうには
そんな空が広がっているのだろうと。
つく息の白さに想う職人なのでした。
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